AndroidスマホからZenWatchを充電してみる
2017/02/22 Authored by GARNET
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真昼間から爆睡してるGARNETです。大丈夫です、夜は明け方まで起きてますから(ダメじゃん)。
前回はモバイルWi-Fiルーター L-02Fを使ってZenWatchを充電しました。が、思ったよりも充電速度が遅くイマイチな結果でした。。
参考:モバイルWi-Fiルーター L-02FでZenWatchを充電してみる
追加費用は要りませんがL-02Fと専用ケーブルを持ち歩かないといけないのも煩わしいですし、個人的にはこちらのレスキューケーブルを使ったAndroid端末からの給電に期待。
今回は給電する側のスマートフォンの電池の減り具合も調べました。
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レスキューケーブルはAndroid4.0以上の端末とセットで使用
今回購入したこのレスキューケーブルは、Android OSのバージョンが4.0以上のスマートフォン、あるいはタブレットをモバイルバッテリーに変えてしまうシロモノ。
ケーブルの両端はどちらもmicroUSBとなっており、これを2つの端末に挿すだけで給電することが可能です。なお付属のアダプターを介せば普通のコード巻き取り式のUSBケーブルとしても使えます。コード長は最長60cmくらい?
ところで取扱説明書にちょっと気になる一文が。
※通常の外付けバッテリーと異なり、供給側のスマホやタブレットの電池消耗が早いのでご注意ください。
なんかちょっと嫌な予感。。
その予感とは別に、思わぬトラブルも発生しました。
microUSBコネクターはどっちも太い!!
コレです。ZenWatchのクレードルに挿そうとしたら、コネクター周りが干渉して挿せませんでしたorz
レスキューケーブルの両端は大きい方を給電する側の端末(Android4.0以上)、小さい方を充電される側の端末に接続して使用と書かれていますが、この”小さい方”でもZenWatchのクレードルに干渉してしまいました…
大きい方はZenFone5やGALAXY Note3には刺さるだろうとタカをくくっていたのですがコレは予想外、、
しかしここで諦めるわけにはいきません。
というわけでさらにアイテムを投入。
ケーブルの干渉対策にL字型の変換名人
変換名人 microUSB延長ケーブル [ 右向きL型・オス - メス ] [ 20cm ] USBMC-CA20RL
要はコネクター周りが小さい延長コードを継ぎ足せばいいわけです。スマートさが失われていく気がしますが。
そこで見つけたこの変換名人という延長ケーブルがちょうど良さそうでした。オス側のmicroUSBコネクタが小さいですし、L字型に曲がっているのも鞄の中に入れた時なんか周りと干渉しにくそうで良さげ。値段も400円前後でそう高くない。
右向きと左向きはどっちがどっちかよく分らないので適当に右向きをぽちっ。
注文して3日くらいですぐ届きました。写真のように簡易包装だけどまあただのケーブルだしこんなものでしょう。
この向きでコネクター部分を下側に持ってくると右向きにケーブルが伸びているから右向き…ってことで良いんでしょうか?。。
20cmって意外に長いですね。使用目的上もっと短くても良かったかも。そしてその分さらに安くしてくれればなお良し。
ともあれ、これで今回必要な計3点のアイテムが揃いました。
これより実験開始!!
充電成功!!だが注意すべき点も
クレードルに変換名人を挿してそこにレスキューケーブルを接続することで充電され始め、ZenWatchが起動しました。
全体を見るとこんな感じ。やっぱり半分くらいの長さでもいいな…
今回はZenFone5に導入している ZenWatch Manager からどれくらい充電されているかを調べました。スクリーンショットを撮ればZenFone5のバッテリー残量も一緒に映るので測定が簡単なのですよ(
などと思っていたらまたもや思わぬところでトラブル発生。
画面を点灯させておかないと給電しない!?
どうも充電スピードが遅い。遅過ぎる。
なんか怪しいと思ってZenWatch本体でステータスを確認してみると充電中の表示が無くなっている…
そしてZenFone5の画面を点灯させると充電が始まる…
こういう仕様なのかとも思いましたが、後で調べてみるとZenFone5(Android 4.4.2)以外のGALAXY Note3 SC-01F(4.4.2)、FLEAZ F4s CP-F40s(4.4.2)、Nexus5 EM01L(5.0.1)では非点灯中でもちゃんと給電しているようでした。相性の問題?
とりあえず測定中は画面を常時点灯させる方向で行きました。しかしこの時点でZenFone5をバッテリーの母艦とする選択肢は消え去ったなorz
母艦側は直接接続しないとダメ!?
今回はZenWatchのクレードルに延長コードを挟みましたが、逆にZenFone5側にこの延長コードを挟むとレスキューケーブルを認識しませんでした。
これはZenFone5以外の端末に変えても同じだったので仕様かな?まあこれは仕方ないんでしょうね。
でも最初の方に書いた通り、母艦側の方がコネクターが大きいので干渉する可能性が大です。これは回避しようが無さそうなので予め注意しておかないといけないですね。。
気を取り直して検証再開
仕切り直してZenWatchのバッテリー残量12%から、時間は1:45~3:00まで、5~15分間隔で12回記録しました。ZenFone5とZenWatchをBluetoothで接続してZenWatch Manageを起動している以外は普通の状態にしてあります。
記録時間、ZenFoneの残量、ZenWatchの残量をまとめるとこんな感じ↓。
1:45 | 98% | 12% |
1:50 | 93% | 14% |
1:55 | 90% | 21% |
2:00 | 89% | 23% |
2:05 | 86% | 29% |
2:10 | 84% | 35% |
2:20 | 80% | 43% |
2:25 | 77% | 49% |
2:30 | 75% | 51% |
2:35 | 72% | 57% |
2:46 | 68% | 65% |
3:00 | 61% | 79% |
ムラがあるのはバッテリー残量がリアルタイムで表示されていないから仕方ないとして単純に平均を取ると、75分間で37%を消費、67%が充電できています。50%の充電には1時間近く必要そうで、L-02Fと同等かそれ以上に時間が掛かりそうですね。。
充電効率の方はZenFoneを点灯しぱなしだったので、実際にはこれよりもうちょっと良い数字だとは思いますがそのまま計算して求めると、
・ZenFone(2,110mAh)の1分当たりの消費量は0.493%=10.4mAh
・ZenWatch(369mAh)の1分当たりの充電量は0.893%=3.29mAh
よって効率は3.29/10.4=31.6%。一般的なモバイルバッテリーだと60%は超えるかと思うので、画面を点灯していたことを差し引いてもかなり効率悪そうですね。。
あと1時間給電するだけでZenFoneのバッテリーが30%も持って行かれるのは辛いかも…
でもNote3(3,200mAh)だと1時間給電しても20%も減らなさそうですね。母艦が3,000mAh級の大容量バッテリーを搭載している端末なら安心して使えるかも。
L-02Fと比較してどうよ?
手軽さで言えばレスキューケーブルの方が良いです。ケーブルさえ常備しておけば適当なAndroidスマホに接続するだけで充電可能ですもん。
でもバッテリー残量が目に見えて減って行くのが嫌ですね。。L-02Fの方はどれくらい消費しているのかが(正確に)調べようがないからそっちの方が精神的には良いかも(ぇ
あと必ずしもそうではありませんが、端末の組み合わせによっては今回のようにコネクターが干渉して使えない場合もありますから気を付けないといけません。
非常時にちょっと充電するために携帯しておくのであればレスキューケーブルで十分ですが、持っているのならL-02Fから給電したいとGARNETは思いました。。
1,000円でバッテリー源が確保できると思えば…
まあそんなに悪くはないかなって思います。
なによりも、一連の目的を達成するための前提としてZenWatchの専用クレードルを持ち歩かないと意味ないんですけどね!
たけえよ…送料込みで3,682円はたけえよ…余裕でモバイルバッテリーを買い足せちゃうよorz
とりあえずZenWatchの充電忘れ対策はレスキューケーブルを常備しようと思います。そして充電してないことに気付いてZenWatchのクレードルと一緒にL-02Fも鞄に入れてしまってレスキューケーブルの出番は無いんですね分かります。
L-02Fとか給電機能があるルーターを持ってない人にはレスキューケーブルをオススメしておきます。。
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著者情報
このブログを管理している人。現在のメイン端末はGalaxy S8 SC-02JとZenFone 3 Deluxe ZS570KL。GARNET CROWが大好き。企業のメディアサイトでも執筆活動中。広告掲載や執筆依頼などのお問い合わせはこちらから。