MVNO/格安SIM

ヨドバシカメラの格安SIM ワイヤレスゲート WiFi+LTEについて。2015年5月版

2016/04/04 Authored by GARNET

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Photo:Straight 2 By:iTux
Photo:Straight 2 By iTux

とりあえずこの格安SIMは名称が長くてタイトル考えるのも面倒だから嫌い(ぇ

とか言いつつ、一時期は月額480円のデータ通信専用SIMを利用していました。

低速通信時は最大200kbpsというMVNOが多い中でワイヤレスゲートSIMは最大250kbpsとなっており、実際まあ通信速度はそれなりに出ていたので悪くはありませんでしたけどね。

最近登場した音声通話対応SIMがちょっとした話題になりましたが、その辺も含めて内容を確認しておきます。

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ワイヤレスゲート WiFi+LTEの料金プラン

高速通信無し
3GB
5GB
8GB
10GB
データのみ
480円
920円
-
-
-
+SMS
630円
1,070円
1,380円
2,480円
5,490円
+音声通話
1,300円
1,700円
2,300円
3,500円
-

とりあえず各プランのデータ容量と、契約種別ごとの月額料金表は上の通り。

データ通信SIMに関しては全5種類、音声通話対応SIMに関しては全4種類のプランがあります。

最安の480円プランは高速通信ができませんが、全プランともに低速時の通信速度が最大250kbpsであることが魅力です。ただし3日制限などはっきりと明記はされていませんが、短期間に大量通信を行うと通信制限される恐れはあります。。

データ容量付きのプランでは業界最安値を謳うDMM mobileでも最安プランは税込で月額712円です。とにかく維持費を安く抑えたいならワイヤレスゲートがオススメです。

またAndroid or iOS端末で利用する場合、専用アプリを導入すると公衆無線LANが無料で利用できます。ルーターやその他OSで利用する場合は公衆無線LANは使えないことに注意です。

因みに専用アプリを利用すると高速データ通信のON/OFFの切り替えや、540円/200MBごとにデータ容量を追加することが可能です。

融通が利かない

各プラン間の変更は不可等、SIMの再発行も不可(一旦解約してから再契約する必要あり)など、融通が利かないため初心者向きでは無い感じもします。

あと音声SIMに関して注意しないといけないのは、珍しいことに解約金が設定されていません。いわゆる2年縛りなどが無いのです。

が、代わりにMNP転出手数料が11,880円とかなり高額に設定されています。

他のMVNOであれば半年~1年も利用すれば解約金に関しては無料になるところがほとんどで、転出手数料も3,240円に設定されているところが多いと思います。

しかし一度ワイヤレスゲートSIMを契約すると、他社で同じ番号を使い続けた場合にはこの高額な手数料を払わないといけなくなります。これちょっとあからさま過ぎるよね。。

その辺りを割り切れるのであればアリなMVNOだと思います…とは言っても個人的には音声契約は勧めれないな。自分が利用するならやっぱりデータSIM(SMS付き含む)一択ですね。

各プランについて

現状5,490円プランは割高過ぎるのでこのプランの説明は割愛。

その他のプランについて、競合しそうな他社MVNOのプランと軽く比較しながら見ていきます。ほとんどが業界最安を謳うDMM mobileとの比較になりますけどね。

参考:コスパ最強の格安SIM?ライトユーザーには容量当たりの月額が安いDMM mobileがオススメ

あと新規契約月の料金は日割になります。データSIMの場合は解約月も日割になるようですが、音声SIMを解約する場合だけは満額請求されるようです。

480円プラン(高速データ通信無し)

データのみ
+SMS
+音声通話
月額
480円
630円
1,300円

SMS無しのデータSIMの月額が税込で480円なので480円プランです。高速データ通信はできないので、常時最大250kbpsとなります。

まあ高速通信できなくとも、250kbpsも出れば動画視聴以外の大概のことができます。一時期これをL-02Fに挿してPCで使っていましたが、画像が多めのサイトでも1、2回リロードすれば読み込めたので重宝しました。

SMSオプションが+150円/月 もちょっと重たいですがまあ許容範囲。それより音声通話を付けると+820円/月 と結構跳ね上がります。

一応これでも業界最安値と言いたいみたいですが、DMM mobileの1GBプランに音声通話を付けても月額1,360円なんだよなあ…

DMMの劣化とは言いませんが、音声通話を付けるメリットよりもデメリットの方が大きい気がします。やっぱり利用するならデータのみのいずれかの契約ですね。。

920円プラン(高速通信3GB)

データのみ
+SMS
+音声通話
月額
920円
1,070円
1,700円

大手MVNOのIIJmioやBIGLOBEの3GBプランは月額972円で公衆無線LANも使えます。それらと比較してもちょっと安めと言えるかな。でもやっぱり音声付きとなると微妙…

料金面以外で他社より優位なのは、データ容量を使い切った後の250kbps通信かな。50kbpsの差でも速いに越したことはありませんしね。

このプランを選ぶとすれば、通信制限時の速度がポイントになりそうです。

1,380円プラン(高速通信5GB)

データ(標準でSMS付き)
+音声通話
月額
1,380円
2,300円

ここから上のプランはデータSIMでも標準でSMSが使えます。まあ逆に言うとSMS代込みの月額料金ということですが…

それでもSMS付きで月間データ容量5GBが月額1,380円はかなり安い部類です。むしろSMS付き同士ではDMMより安いです。

通信制限時はこちらの方が速いし、公衆無線LANサービスもあります。IIJやBIGLOBEとは月額料金でさらに少し差を付けてます。

ネックになって来るのはプラン変更が不可能だったりすることかな。

2,480円プラン(高速通信8GB)

データ(標準でSMS付き)
+音声通話
月額
2,480円
3,500円

DMMと近い価格設定ですが、あちらは料金変わらずに最大3枚のSIMで利用可能です。

こちらを選ぶメリットは相変わらず公衆無線LANが利用可能、制限時最大250kbpsであることでしょうか。音声通話付きではこの2,480円プランの8GBが最大容量となります。

しかし3GB増えただけで月額は1,100円も高くなるので、コスパが良いようには見えないですね…

他社だと同じ価格帯で10GBプランを提供しているところも多いので、制限時の速度が多少多くとも他社の10GBプランを選んだ方が良いような気がします。

250kbpsは魅力なんだけど…

以上、何かと癖が多いMVNOです。

低速時でも最大250kbpsというのはかなり魅力的ですが、その魅力が一番発揮するのは480円プランくらいだと思います。

どっちも同じくらいの月額料金なら低速時の速度が多少遅くとも、高速通信の容量が多い方を選べば良いと思わない?。。

というわけで結局、契約するなら480円プラン一択ですね。個人的にはそう思います。

せめてプラン変更に対応すれば、もうちょっと評価上げるんだけどなあ…

今までも何度か言ってきましたが、初心者にはちょっとオススメしづらい格安SIMだと思います。。

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