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シンプルスタイル初のLTE対応機種 BLADE Q+を購入するメリットは?コスパは微妙かも…

2016/07/27 Authored by GARNET

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Photo:Nicole, SOOC By:liquene
Photo:Nicole, SOOC By liquene

先日発売されたSoftBankのシンプルスタイル対応機種、BLADE Q+。シンプルスタイルとしては初の4G LTEに対応したスマートフォンになります。

本体価格は11,340円~なんて表記がされていますが、これはdocomoやauから乗り換えた場合の価格です。通常は22,140円となっています。

OSはAndroid 4.4.4搭載、CPUにはSnapdragon 410 1.2GHz クアッドコア搭載とそれなりのスペックではありますが、本体価格2万円超というのはちょっと高いような…まあその他のシンプルスタイル機種に比べたらよっぽどマシなんですけどね。。

普通に市販のSIMフリースマホを買った方がコスパ良いんじゃないの?と思わずには(ry

まあせっかくなのでBLADE Q+についてゆるーく考えてみます。

因みにポケモンGOで遊べるかどうか調べている人は下記の記事を参照。一応アプリをインストールできてプレイも可能みたいですが、動作条件を満たしていないのでオススメはしません。

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シンプルスタイルのメリット

一番のメリットは、使い方次第では毎月の維持費が0円で済むということでしょうか。

データ通信や発信を行うためにはチャージが必須ですが、着信専用やWi-Fiでの運用をするだけならチャージ不要で約1年間利用することができます。

ただし電話番号有効期間という360日間の期間が過ぎてしまうと自動解約されてしまうので、継続して利用するためには約1年間に最低1回はチャージを行う必要があります。

着信専用機だとLTE対応の意味は無いですが、シンプルスタイルのラインナップでは一番まともなスペックをしてるのでこれらから選ぶならやっぱりBLADE Q+になるかなとは思います。

他のメリットと言えば、BLADE Q+を購入した場合は最初に120日間有効の1万円分のチャージが無料で貰えます…が、正確にはここから契約手数料3,240円が差し引かれた6,760円分が貰えます、ですけどね。。

この無料チャージを利用すれば、追加チャージ無しですぐにデータ通信などを利用することが可能です。

それにAmazonなどでSIMフリー端末とプリペイドSIMを購入するとAPN設定など煩わしい作業がありますし、通話ができないデータ通信のみの契約しか選択肢がなかったりします。

パケット定額サービスの料金は最安でも972円/2日 からと割高ですが、契約して端末が届くとすぐに利用できるのは他のプリペイドよりも優れている…かな?

シンプルスタイルについては↓の記事で詳しく解説しています。

BLADE Q+の販売価格について

販売価格
無料チャージ
新規契約
22,140円
10,000円
シンプルスタイルからの機種変更
ディズニーモバイル、ワイモバイルからのMNP
docomo、auからのMNP
11,340円

一応ディズニーモバイルやワイモバイルといったブランドからMNPで契約することも可能ですが、その場合の販売価格は通常の新規契約と同じです。安くなるのはdocomoやau(とMVNO?)からの乗り換えだけです。

因みに現時点ではBLADE Q+のみがオンラインショップでも機種変更での購入が可能です。元の契約は3Gに限られるみたいですが、現時点で3Gではないシンプルスタイル機種はこのBLADE Q+だけなので今のところ問題は無いかな。

無料チャージ額は10,000円で統一されていますが、ここから契約手数料が天引きされるので実際にチャージされるのは6,760円分ということになります。

あと6月1日までに契約した先着200名にはAmazonギフト券4,000円分をくれるらしいです。が、機種変更は対象外だったりいくつか条件があるので要チェック。

とりあえずdocomoやauからのMNPの場合を除き、契約時には22,140円が必要です。

BLADE Q+はSIMロック解除に対応

BLADE Q+は数少ないSoftBank公式のSIMロック解除に対応した機種です。事務手数料3,240円を払えばSIMフリーのスマートフォンと化します。

でも初期費用で22,140円、これに解除費用も合わせると25,380円。SIMフリーかつLTEに対応したスマホなんてモノを選らなければ今時2万円以下でありますからね…

freetel SIMフリー スマートフォン priori2 LTE パールホワイト ( Android 4.4 / 4.5inch / microSIM / デュアルSIMスロット / 1GB / ROM 8GB ) FT151A-PR2LTE-WH
B00TOBDXXM

実際1.7万円ほどで販売されているpriori2 LTEとスペックはあまり変わらなさそう。

6,000円ちょっとの無料チャージを考慮に入れても高い気がしますね…まあ3GやLTEの対応周波数帯が異なったりするので一概には言えませんが…

でもそこまで出すんだったらいっそZenFone5で良いじゃんって思います。ASUS公式オンラインショップから購入すればIIJmio みおふぉんのSIMパッケージも付属して28,944円です。

ASUS公式オンラインショップ

ZenFone5ならSBとdocomo、両方のLTEにそこそこ対応しているので汎用性が高いです。BLADE Q+より値段はさらに高くなりますが、それに見合ったスペックを持ってるとは思います。

なのでBLADE Q+がSIMロック解除可能というのはあくまでオマケ程度のメリットですね。SIMフリーが欲しければ他の機種を買った方がコスパは良さそうです。

全体的にコスパは微妙…

そもそもシンプルスタイルのパケット定額がコスパ悪いんだよなあ…

データ通信が目的だとMVNOのプリペイドSIMと比べても料金はかなり割高になります。こっちは電話の発着信も可能ですけどね。でも発着信だけで良いならガラケータイプで良いんだよなあ…

結局、購入すれば複雑な設定が不要ですぐデータ通信が可能なのが最大のメリットかな。スマホとしてはBLADE Q+が初めてまともなスペックになってるし、多少割高でもプリペイド式のスマホを使いたい人にとっては需要がある…のかなあ(ぇ

APN設定なんて慣れれば何ともないし、LTEで通信したいならpriori2 LTEとIIJやOCNあたりのプリペイドSIMを買う方がコスパが良いんじゃないでしょうか。

あ、MVNOのプリペイドだとSMSも使えないからセルスタンバイが発生する可能性はあるか…

まあとにかくBLADE Q+自体にはあまり魅力が無さげです。シンプルスタイルでスマホを使いたいなら、最もスペックが良いBLADE Q+が選ばれるかな?って感じですね。。

シンプルスタイルを利用したいわけでないのなら、あえてBLADE Q+を選ぶ理由は無いかなあと思います。

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