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MVNO/格安SIM

【2016年10月版】格安SIM MVNO 8社の通信速度結果比較。新登場のLINEモバイルはまだまだ快適な模様。

2017/03/20

Photo:arranging graph By:jimmiehomeschoolmom
Photo:arranging graph By jimmiehomeschoolmom

先月はいくつかのMVNOの測定データを消失&そもそも測定を忘れるというミスをやらかしたので約2か月ぶりの報告です。。

前回まで5社の格安SIMについてスピードテストを行っていましたが、今回からは9月に契約したLINEモバイルBIGLOBE SIM、さらにnuro mobile(旧So-net)の0SIMを加えた8社の格安SIMの通信速度を測定しました。

代わりにというわけではありませんが、測定回数を朝昼夕夜の4回に減らしました。1時間毎に測定するのは作業量的にも大変ですが、一部の格安SIMについてデータ通信量が半端なく多いせいでデータ容量が不足するので断念しました。。

まあいずれにせよこれはGARNETの環境での結果なので、特に異なる地域で測定すると全く違う結果が得られるかもしれません。あくまで参考程度にご覧ください。はい。

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測定条件

  • 日時:2016年10月8日(日) 8時、12時、16時、20時の4回
  • 場所:京都府京都市左京区
  • 方法:通信速度を3回ずつ測定、平均値をグラフ化

今回も週末、日曜日に測定しました。測定回数は減らしましたが、その他の条件はいつも通りです。ついでに測定していたWiMAX 2+は先月末で解約したので、今回からは純粋に(?)格安SIMのみのスピードテストとなります。

SIMカードが3枚増えたので、測定端末も新たにg02とg06を起用しました。どちらもLTEの対応バンドは1/3/19なので、他の機種と大きな差はないでしょう。多分。

  • ZenFone 2 Laser ZE601KL(楽天モバイル・DTI SIM)
  • ZenFone Go ZB551KL(mineo Dプラン・Fiimo Dプラン)
  • g02(BIGLOBE SIM)
  • g06(LINEモバイル・nuro 0SIM)
  • arrows M02(UQ mobile データ高速プラン)

いずれの組み合わせも理論値では下り最大150Mbpsとなりますが、実際の通信速度はどのような感じでしょうか。

8時頃の測定結果

2016年10月8時頃の格安SIMの通信速度グラフ

  DL(Mbps) UL(Mbps) ping(ms)
楽天モバイル 30.76 11.92 47
DTI SIM 0.97 14.01 56
mineo D 8.87 14.87 33
Fiimo D 10.10 21.78 38
BIGLOBE SIM 24.06 15.06 50
LINE MOBILE 60.34 14.45 36
nuro 0SIM 0.92 12.84 37
UQ mobile 105.22 10.09 55

朝8時の測定で下りがぶっちぎりで速かったのがUQ mobileです。グラフの横軸は最大80Mbpsとしましたが、それを大幅に超えて平均105.22Mbpsとかいう数字を叩き出しました。でもって安定して100Mbpsを超えるせいであっという間に300MB以上通信してしまいました…もしずっとこの調子でスピードが出たら3GBじゃ足りないかも。。。

次に速かったのが9月からスタートしたLINEモバイル。朝から60Mbpsを超えてぶっ飛ばす格安SIMはUQ mobile以外に見た覚えがありません。LINEモバイルは10月1日からとしていたサービスの本格提供を1週間ほど前倒しで開始しましたが、まだあまり利用者がいないのでしょうか。契約プランはデータ容量が1GBしかないLINEフリープランなので、あまりスピードが出過ぎるとこちらも(ry

前回と比べると平均値は遅くなったものの、楽天モバイルが30Mbpsを超えて3位にランクイン。続いて個人的に期待しているBIGLOBE SIMが24.06Mbpsとまずまず。トップ2社と比べるとかなり差を付けられていますが十分な数字です。

ガクッと遅くなったのがmineoとFiimoのDプラン。前回はそれぞれ20Mbps、30Mbpsを超えていたのにmineoに至っては8Mbpsまで遅くなりました。ストレスを感じるほどの低速ではありませんが…この激しい差はちょっと気になります。。

DTI SIMは比較的調子が良かったはずの朝から1Mbpsを下回るという残念な結果に…。初めて測定する0SIMもほぼ同じような数字でした。。

振り返ってみるとUQ mobile以外の既存回線、つまり全てのdocomo系MVNOが前回よりも遅くなっていますね。

12時頃の測定結果

2016年10月12時頃の格安SIMの通信速度グラフ

  DL(Mbps) UL(Mbps) ping(ms)
楽天モバイル 29.32 9.79 46
DTI SIM 1.62 18.57 78
mineo D 7.44 25.49 92
Fiimo D 9.29 22.27 88
BIGLOBE SIM 7.62 20.20 51
LINE MOBILE 44.25 19.63 40
nuro 0SIM 0.69 13.41 39
UQ mobile 15.13 7.54 51

お昼のかなり混雑する時間帯、12時台のトップはLINEモバイルでした。2番目は楽天モバイルで30Mbps近く出ています。UQ mobileは過去のデータを見ても昼は少し弱いようです…と言っても10Mbpsはキープしていますし、この中では3番目に速いですが。

BIGLOBE SIMがmineoやFiimoと逆転してしまいましたが、12時で7Mbps出ていれば上等でしょう。mineoとFiimoはpingがちょっと高めなのが気になります。

DTI SIMは少し盛り返したものの、全盛期は安定して7Mbpsくらい出ていたことを考えると残念な感じ…0SIMはもうお通夜ですね。。

16時頃の測定結果

2016年10月16時頃の格安SIMの通信速度グラフ

  DL(Mbps) UL(Mbps) ping(ms)
楽天モバイル 33.95 10.30 53
DTI SIM 1.97 22.63 77
mineo D 6.93 18.94 99
Fiimo D 6.52 22.66 93
BIGLOBE SIM 1.14 21.50 65
LINE MOBILE 45.01 14.23 51
nuro 0SIM 0.32 14.86 54
UQ mobile 14.47 5.44 52

LINE、楽天、UQのモバイル組は昼と同じ水準。しかしUQ mobileは5月頃と比べると遅くなっている印象です。

ここでBIGLOBE SIMがDTI SIMを下回るというかなり残念な状況になりました。程度の差はありますが、BIGLOBE SIMが遅くなっていく一方でDTI SIMはほんの少しずつですが速くなっていますね。。

mineoとFiimoも遅くなりましたがギリギリ耐えているといった感じ。ただしやっぱりpingが高めです。

0SIMは瀕死寸前です。。

20時頃の測定結果

2016年10月20時頃の格安SIMの通信速度グラフ

  DL(Mbps) UL(Mbps) ping(ms)
楽天モバイル 36.41 11.00 40
DTI SIM 0.67 18.92 75
mineo D 19.38 22.39 87
Fiimo D 17.89 20.32 66
BIGLOBE SIM 5.90 14.39 89
LINE MOBILE 52.58 9.56 91
nuro 0SIM 4.46 12.70 80
UQ mobile 16.60 8.10 54

LINE、楽天、UQの3社は最後まで安定して速度をキープできました。UQ mobileは最初の100Mbpsは幻かと疑いたくなりますが。。

mineoとFiimoは夜が1番快調という結果に。BIGLOBEと0SIMも夕方からは少し持ち直しました。

微妙に右肩上がりを続けていたDTI SIMがここでまさかの本日最低記録を更新。ネットつかい放題プランなのに1Mbpsを超えないのは流石につらいです…解約の2文字が脳裏をよぎります。。

各MVNOの評価

それぞれの結果について軽く感想みたいなものを書いておきます。

楽天モバイル

相変わらず安定している印象。3日間制限が鬱陶しかったり、通信の最適化が行われているせいかアップした画像が明らかに劣化することもあって個人的にメインで使いたいとは思いませんが、ライトユーザーにとっては無難な選択肢なのかなあと思ってます。

楽天モバイルは実店舗も展開されていますが、定期的に開催されるWEB限定セールでは型落ちのSIMフリー端末を安く手に入れられるのも魅力ですね。今なら最新機種のhonor 8やZenFone 3が通常価格から7,560円引きとなっているのでこれらの機種もオススメ。

DTI SIM

業界最安クラスの料金プランに加えて毎月のように割引キャンペーンを発表してくれるDTI SIM。サービス開始当初は爆速とは言えないがらも安定してスピードが出ていたのに、最近はずっと残念な状況が続いています。。

オプションのでんわかけ放題は他社の類似サービスと比べてそこそこ優れているので、音声通話の品質&料金を重視するなら今でもアリな選択肢だと思います。

mineo Dプラン

前回までの測定では安定して20Mbpsを超えていたのに低速化してしまったmineo。原因は期間限定のキャンペーンのせいでしょうか。

9月1日から10月31日までにデュアルタイプ(音声通話対応SIM)を新規で申込んだ回線に対して最大864円×6か月間の月額料金を割引きしたり、既存ユーザーを含めた全mineoユーザーに抽選でデータ容量をプレゼントしています。8月の下旬はまだスピードが出ていたので、恐らくこの影響かと。かく言うGARNETも、更新月を迎えた母親を9月中にmineoにMNPさせました。

遅くなったと言っても最低でも6Mbpsは出ているので、実用上は問題ないでしょう。余ったデータ容量は翌月に繰り越せるだけでなく家族回線とシェアできるので、家族で利用するのにも向いています。

Fiimo Dプラン

Fiimoは今回もmineoとほぼ全く同じ結果となりました。

APNが同じなので別に不思議ではありませんが、特にどちらのほうが速いということもないのであえてサービス・機能面で負けているFiimoを契約する理由はないかな…と思います。今月解約する予定。。

BIGLOBE SIM

BIGLOBE SIMは9月に祖母のメイン回線としてライトSプランを契約して、シェアSIMを1枚追加して利用しています。

朝は20Mbpsを超えて良い感じかと思ったら、午後は1桁しか出ないという微妙な結果に終わってしまいました。。

ただBIGLOBE SIMはライトSプランか12ギガプランを契約すると公衆無線LANサービスのBIGLOBE Wi-Fiを1ライセンス無料で使用することができます。よく出掛ける場所にWi-Fiスポットがあるなら、LTEの通信速度が遅くてもWi-Fiでカバーできるかもしれません。またデータ容量の節約にもなります。

LINEモバイル

契約したもののろくに使っていないLINEモバイル。LINEフリープランはLINEの通信料が無料となるだけであまり面白みがないのですが、あれ?なんでこれ契約したんだろう(ぇ

とりあえず今のところは安定してなかなかのスピードが出ています。コミュニケーションフリープランならTwitterやFacebookの基本的な通信も無料(速度制限の対象外)になるので、SNSをがっつり利用している人にはとっては最高のプランですね。

まあまだ本格的にサービスを開始してから約1か月なので油断はできませんが…契約するなら最低利用期間がないデータSIMが無難かと思います。はい。

nuro mobile 0SIM

9月末をもってSo-netモバイルLTEサービスは新規受付を終了しました。ただし0SIMに関しては新ブランドnuro mobileに引き継がれました。

0SIMは毎月のデータ通信量が500MB以下なら月額料金は0円で済んでしまう従量制の格安SIMです。500MBを超過すると上限額の1,728円まで、100MB毎に108円加算されます。5GB超過後は低速化します。

料金が青天井になる恐れはありませんが、500MBを超過するとあまりお得感はありません。しかもこの低速っぷりなので、500MBを超えて通信するつもりなら初めから他のMVNOで月額500円くらいの1GBプランを契約したほうが幸せになれると思います。

なお0SIMに関しては毎月0の付く日のみ申込みを受け付けています。

UQ mobile

下り最高速度に関してはぶっちぎりのUQ mobileでしたが、午後は15Mbps付近をうろうろしていてちょっと期待外れでした。

また通信速度自体はそれなりに出ていて快適なのですが、UQ mobileは提供プランが少ないんですよね。今利用している高速データプランはデータ容量が3GBしかありませんし、データ無制限プランは通信速度は最大500kbpsに制限されます。

ぴったりプラン+たっぷりオプションを申込めば最大25か月間は6GBまで高速通信が可能となりますが、キャリアと同じような2年縛りが避けられないのでちょっとオススメしづらいというのが本音です。

ZenFone 3や5.5インチ版のZenFone 3 Deluxeなど、au VoLTEに対応しているSIMフリースマートフォンは増えてきているのでその点はあまり気にならなくなってきました。

毎月のデータ通信量が3GB程度で、高速で快適に通信することを重視するなら…って感じですかね。

まとめ

今回もUQ mobileが断トツかなあと思っていたら予想外の失速で、最も安定して速いのはニューフェイスのLINEモバイルという結果になりました。まだサービス開始から間もないのに安定していると言って良いのかは分かりませんが…現時点では楽天モバイルを上回るスピードが出ています。

DTI SIMは毎月1回は回線の増強を行ってるみたいですが全然改善する気配がないです。当然地域差もあるとは思いますが、流石に解約を考えるレベルにまで落ちてきました…ただネットつかい放題プランはオススメできませんが、最大6か月間0円で利用できる半年お試しプランで格安SIMを体験してみるのはアリだと思います。この速度を耐えられたら大概の格安SIMは快適に感じられると思います(ぇ

あと0SIMもあまり使い物にならなさそう。データSIMに関しては3か月間全く通信しないで放置しておくと自動的に解約されてしまいますし、かと言って常用するには厳しい速度…ちょっと使い所が難しいですね。

その他のBIGLOBE SIMやmineo、Fiimoくらいの速度ならまあまあ快適に利用できるんじゃないでしょうか。これらのMVNOを比較・検討するなら、通信速度よりも公衆無線LANサービスや通話料の割引などの付加機能がポイントとなりそうです。

以上、次回は11月に測定したいと思います。もしかしたらIIJmioあたりを新たに契約しているかもしれません。かもしれません。

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