docomo SIMロック解除手続き方法について変更…これは改悪かも。。
Authored by GARNET
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Photo:girl on bench By Davmi Pics
いよいよSIMロック解除の義務化とかいう謎のイベントが迫ってきました。SIMロックが掛かっていないこと自体は良いことなんだけど、解除義務化による携帯業界への影響がイマイチ読めないから何ともねえ。。
あと元々docomoはiPhoneなど一部の機種を除いてロック解除に応じていたわけですが、場合によっては今回の改定は改悪とも見れます。
まあその辺りを軽くまとめておきます。
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改定後の内容が適用されるのは5月以降に発売される端末
ここ数年発売された端末に関してはスマートフォンやタブレット、モバイルWi-Fiルーターなどに関わらず原則全機種のSIMロックが有償で解除可能でした。
今回の改定後の内容が適用されるのは2015年5月1日(金)以降に発売される端末となります。なので既に発売されているiPhone 6や明日発売のGalaxy S6 edgeなどは対象外ということになります。
改訂前後の内容をそれぞれ見て行きます。
改定前
以前は対象機種全てがドコモショップ店頭のみで手続き可能でした。事務手数料は3,240円。
GARNETは利用したことがありませんが、スマートフォンなどの電話機であればその場ですぐロック解除してくれるようです。一方モバイルWi-Fiルーターは専門のセンター(?)に送られるようで、解除されるまでにしばらくの日数を要するみたいです。
改定後に比べると必ず3,240円の手数料が発生しますが、端末購入後すぐにでもSIMロック解除が可能であることがポイントになります。
改定後
来月以降に発売される端末についてはDS店頭以外にもWEBのMy docomoや、電話からもロック解除の申込みが可能になるようです。ネットで手続きできるようになるのは良いね。
しかし良いことばかりでもなく、端末を購入した本人のみが手続き可能となる改悪点もあるようです。詳細はケータイWatchさんにて。
中古で購入した白ロムのSIMロックが解除されていなかった場合、その端末はもうSIMロック解除できないということになります。
それでもdocomo系MVNOで使うことは可能なので、影響が無い人には全くありませんけどね。むしろ解除済み端末よりも安値で取引されたりして、ある意味メリットとなるかも。
手数料に関してはWEBで申込んだ場合は無料となります。一方、電話や店頭で手続きした場合は3,240円の手数料が発生します。
ただしドコモケータイ、いわゆるガラケーやモバイルWi-FiルーターなどのXiデータ通信専用端末についてはDS店頭でのみ受付となります。この場合は店頭での手続きでも手数料は無料だそうです。
他に気を付けないといけないのは、端末購入後6か月間は手続き不可能という点。あと解約してしまうとWEBから手続きはできないのかな。機種変更した場合はどうなんだろうか?
実際にこのルールでロック解除できるようになるのは2015年11月1日以降なのでまだよく分からない部分もありますが、報道発表資料によると以上のようになっています。。
SIMロックフリーになること自体は嬉しいけど…
普通に日本国内だけで使う人なら半年間の解除制限も大した問題では無いでしょう。普通半年くらいは使うよね。。
解約する前に忘れずにMy docomoから手続きしておけば手数料無料でロック解除できるようになるのは、それ自体は嬉しいことです。
ただSIMフリー化すると、他社の回線で利用することが可能になるわけです。このコトが携帯電話市場にどういう影響を及ぼすかな…既に端末購入サポートによる1年以上の縛りなども出てきていますが…
これ以上悪い方向に進まなければ良いですけどねえ。。
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著者情報
このブログを管理している人。現在のメイン端末はGalaxy S8 SC-02JとZenFone 3 Deluxe ZS570KL。GARNET CROWが大好き。企業のメディアサイトでも執筆活動中。広告掲載や執筆依頼などのお問い合わせはこちらから。