VoLTE対応!ZenFone Go ZB551KLはau系MVNOで使える最安のSIMフリースマートフォンです!!
2016/08/17 Authored by GARNET
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2016年8月5日開始のアップデートでau VoLTE SIMに対応します!!
ZenFone Goが本日よりZenFone史上初のauVoLTEに対応します!順次提供予定のシステムアップデートによりご利用可能となり、au系 SIMカードを含む幅広いMVNO様のSIMカードがご利用頂けるようになります♪ pic.twitter.com/nwo7DtNonx
— ASUS JAPAN (@ASUSJapan) 2016年8月4日
4日時点で本日と書かれていますが、正しくは5日9時からです。。
ASUS製の格安SIMフリースマートフォンZenFone Go ZB551KLは何気にLTEの対応バンドが多いです。
低価格帯の機種の多くはdocomoが提供しているLTEの周波数帯、バンドに合わせて作られています。中にはSoftBank(Y!mobile)のバンドに多く対応している機種もありますが、auに関しては壊滅的です。。
ところがこのZenFone Go、税込でも21,384円とめちゃくちゃ安いのに3キャリアのどの回線でも満足にデータ通信が利用できるのです。
au VoLTE SIMに対応したことでdocomo系MVNOだけでなく、mineo AプランやUQ mobileでも音声通話が可能になります。
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ASUS ZenFone Go ZB551KLの対応バンド
ZenFone Go ZB551KLが対応しているLTEの周波数帯(バンド)は以下の通りです。
2100(1)/1800(3)/850(5)/800(6)/2600(7)/900(8)/1700(9)/800(18)/800(19)/700(28)/2600MHz(38)
これと現在3キャリアが提供している周波数帯と照らし合わせると、3社とも3つ以上一致していることが分かります。
周波数帯(バンド)
|
ZenFone Go
|
docomo
|
au
|
SoftBank
|
---|---|---|---|---|
2100(1)
|
○
|
○
|
○
|
○
|
1800(3)
|
○
|
○
|
-
|
○
|
900(8)
|
○
|
-
|
-
|
○
|
1500(11)
|
×
|
-
|
○
|
-
|
800(18)
|
○
|
-
|
○
|
-
|
800(19)
|
○
|
○
|
-
|
-
|
1500(21)
|
×
|
○
|
-
|
-
|
800(26)
|
×
|
-
|
○
|
-
|
700(28)
|
○
|
○
|
○
|
○
|
2600(41)
|
×
|
-
|
○
|
○
|
珍しいのはB18の800MHz帯に対応している点。これはauにとって要のプラチナバンドなので、au系MVNOで利用するなら絶対に対応しておきたいバンドです。しかしB18に対応しているSIMフリー端末はあまり多くありません。
現在公式にau回線で利用できるASUS端末はいくつか存在しますが、比較的安価なZenPad 7.0 Z370KLはB18非対応です。WiMAX 2+として運用されているB41には対応していますが、通信できるエリアがB1とB41だけでは心もとないです。またCPU性能はZenFone Goに劣ります。
ZenFone 2 Laser ZE500KLはB18に対応しておりレーザーオートフォーカスを搭載したカメラが優れていますが、それ以外のスペックはZenFone Goと大差ありません。カメラを取るか価格を取るかって感じですね。
ASUS端末以外でB18に対応しているSIMフリー機はiPhoneとNexus 5X、それにarrows M02くらいでしょうか。ほとんど選択肢はなく、1番安いarrows M02でも本体価格は3万円くらいします。
それらと比べるとZenFone Goは圧倒的に安いという点で魅力的です。
LTE NET for DATAやUQ mobileで接続できることを確認!
au回線に対応していると何が嬉しいかって、たくさん存在するMVNOの中でも安定して速度が出ているUQ mobileを利用できるのが大きなメリットでしょう。
念のためau回線で利用しても問題ないことをサポートに確認しました。また実際にauのVoLTE SIMや、UQ mobileのデータ専用SIMでデータ通信が可能なことも確認できました。
ついでにちょっとだけUQ mobileで通信速度を測ってみましたが、夜の人が多い場所でも安定して下り10Mbps以上出ていて快適でした。
UQ mobileはサービス開始当初に比べると若干遅くなったようですが、それでもまだまだトップクラスの実効速度と安定感を誇っています。なのでau系MVNOで使えるというのは結構大きなメリットだと思います。
アップデートでau VoLTE音声通話も可能に!
発売当初、au回線においてはデータ通信しか利用できませんでした。が、アップデートによりVoLTEに対応しました!
残念ながらdocomoのVoLTEに関しては対応していないようですが…それでもau回線で音声通話まで可能なSIMフリースマホはほとんど存在しないので、これはかなり大きなメリットですね。ZenFone Goはとにかく安いので、mineoやUQ mobileを利用しているユーザーにとっては有力な選択肢になるんじゃないでしょうか。
もちろん今まで通りdocomo回線で利用するのも悪くありません。docomoは非VoLTEでも十分な音質で通話できますから。
しかしVoLTE対応のSIMフリースマートフォンがもう1万円台ですか…まだまだ対応機自体が少ないというのに、ASUSはやっぱすごいですね。まあASUSに限らず、これからは(docomoの)VoLTE対応機が増えてくるんでしょうかねえ。。
ZenFone Goはマルチキャリアな格安機
UQ mobileは販売している端末のラインナップが少ないですし、そうでなくてもau回線をまともに使える端末自体がほとんど存在しないのでZenFone Goは結構有力な選択肢になるんじゃないかと個人的には思ってます。何よりも本体価格が安いですしね。
まあau回線云々を抜きにしても良い端末だと思います。ていうかこれより高性能なZE601KLよりサクサク動いてるのは何故?まだ使い始めたばかりだから?1度、ZE601KLを初期化してみようかな。。
重いゲームをしなければ、ライトユーザーならほんとこれくらいの性能で十分。5.5インチの大型なので抵抗がある人もいるかもしれませんが、コスパは良い機種ですよ。
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著者情報
このブログを管理している人。現在のメイン端末はGalaxy S8 SC-02JとZenFone 3 Deluxe ZS570KL。GARNET CROWが大好き。企業のメディアサイトでも執筆活動中。広告掲載や執筆依頼などのお問い合わせはこちらから。