Xperiaタッチ&トライアンバサダーミーティングに参加!!最新のXperia X Performance SO-04Hを借りてきたよー
Authored by GARNET
※この記事には広告(アフィリエイトリンク)が含まれますのであらかじめご了承ください。
遅ればせながら、6月1日に大阪で行われたXperiaアンバサダーのイベントに参加してきたレポートを書きます。
今回のイベントはまだ発売されていない最新モデル Xperia X Performance を約3週間お借りできるということでしたが、Z4/Z5に続いて3回目の参加を果たすことができました。
とりあえずいつも通り、1記事目はイベントの様子や感想などからつらつらと書きます。イベント自体も、良くも悪くもいつも通りといった感じでした。
スポンサーリンク
Xperia X Performance アンバサダープログラム
Xperiaアンバサダープログラムに参加するとモニターとして一定期間、最新のXperiaを体験することができます。またそれに先立って行われるタッチ&トライイベントではメーカーの人から直接話を聞くことができたり、他ではなかなか見ることができないサンプル品などが展示されたりします。
今回貸し出されるのは新しいXperia Xシリーズの中でもハイエンド路線のXperia X Performanceです。…と言っても国内ではこのX Performanceしか発売されないようですが。。
それはともかく、まだ発売されていないこの機種を約3週間お借りすることになりました。その代わりと言いますか、合計3記事以上のレビューを行います。これがイベント参加&端末貸出の条件です。
会場に入ると早速Xperia X Performanceの貸出機(試作機)と、お土産?としてTシャツをいただきました。イベントスタッフの方々が着ているものと同じデザインで、正面には大きくXの文字が入っています。先日参加した某メーカーのイベントでもTシャツを貰いましたが流行っているのでしょうか。
後ほど全員で写真撮影を行いたいのでTシャツを着るようにとお願いされましたが、全員同じ服を着たら参加者とスタッフの区別が付きにくくなるじゃんって心の中でツッコミを入れたのは秘密。
またテーブルには今回も軽食、もといお弁当が用意されていました。弁当が出ると知ってたら事前に食べて来なかった特撰弐舞膳美味しかったです。
新しいXpeira Xシリーズと3つの特徴
詳細なレポートは東京開催とかも含めて他の方がしっかりとまとめてくださると思うので、GARNETは個人的に気になったポイントを挙げていこうと思います。
SONYのフラグシップと言えばZシリーズ。最新技術を詰め込んで「Best of Sony」を追及していたのが従来のXperia Zシリーズでした。しかし今回からは新しくXシリーズを展開し始めました。
スマートフォンはスペックも大事ですが、それだけじゃないだろうと。生活に欠かせない必須アイテムとなった今こそ、本質を追及した新しいスマートフォンを開発しようと、そういうことのようです。
で、今回のX Performanceの特徴は主にこの3点。
まずはデザイン。Xシリーズも全体的に平らなフラットデザインを採用していますが、Zシリーズと比べるとエッジが丸みを帯びて柔らかい雰囲気になりました。また背面の素材がガラスでなくなったのも大きな変更点ですね、いろんな意味で。
2点目がカメラ。SONYのXperiaとしてこれは譲れませんね。後で紹介するようにカメラ自体の起動速度からフォーカス速度まで強化されたり、UIの変更により自撮りのしやすさを改善するなどいろいろと進化しています。因みに今回のスライド撮影にはこのX Performanceを使用しました。
最後に進化した使いやすさとありますが、最高クラスのCPU・プロセッサーを搭載することで従来機よりも処理能力を大幅に向上させたり、バッテリー寿命を延ばす充電アルゴリズムを導入するなど省電力化も図られています。
Unified Design
SONYのXperiaアンバサダーイベントに参加して毎回思うのは、デザインにすごく力を入れているなってことですね。素材から色まで、細部にもこだわりぬいています。
前作はフロストガラスを採用していましたが、今回はメタルな素材が使われています。
本体カラーに関しては流行のローズ系統だけでなく、ライムカラーのゴールドもラインナップしました。サンドブラスト加工を施し、上品な金色に仕上げられています。
2色のnew goldだけでなく、ホワイトとグラファイトブラックも用意されています。こちらはヘアライン加工でローズゴールド&ライムゴールドとは少し違った仕上がりになっています。
確かZ5はエッジが尖っているというか前面パネルよりも飛び出していたと思うのですが、ディスプレイを伏せるように置くことが多いGARNET的にあのデザインは嫌いです。エッジがすぐ傷付いちゃうじゃないですか。
X Performanceはディスプレイのガラス部分から側面、そして背面のメタルまでラウンドしています。手に持った時の感触もこちらのほうが好きですね。見た目は好みが分かれるのかもしれませんが。
あと側面の継ぎ目が少なくなりました。残ったのは底側の2か所だけです。
まあ個人的にはそこまで細かいポイントは気にしていませんが、これだけデザインにこだわるメーカーもそうないんじゃないかなと思います。カメラが飛び出ていたりしませんしね。
高速CPU搭載。通信速度も高速化
スペックに関してはQualcomm社製のCPU Snapdragon 820を搭載したのが大きいですね。1つ前の810を搭載したZ5と比べると約2倍、処理速度が向上しているそうです。
同じく810を搭載した旧作、特にZ4は発熱具合がヤバ過ぎて使い物にならないレベルで…発熱はアップデートで多少改善しましたが、数字通りの性能を発揮できているとは思えませんでした。。
まあそれを抜きにしても最高レベルのスペックです。ゲームや動画などの重い作業でもサクサクこなせるでしょう。
因みにLTEの通信速度もかなり速くなりました…正確には最大通信速度が、ですが。
docomoの場合、ついこの前まで最大225Mbpsとかだったのが一気に最大375Mbpsまでアップしました。対応エリアは限定的&ベストエフォートなので実際にこれだけの速度が出る保証はありませんが、とは言えそんな高速通信をぜひ体験してみたくなりますよね。…なりません?。。
バッテリー寿命の向上
バッテリーと消費電力はスマホにとって一生(?)の課題でしょうね…バッテリー容量を増やすだけだと本体も大きく重くなりますし、しかしそれ以外にどうやって改善していくのかが難しいところですが。。
X Performanceは2つのアプローチをかけました。1つはCPUのチューニングなどにより、ソフトウェア的に消費電力を減らすこと。auのホームページを見たところ連続待受時間はZ5とあまり変わらないむしろ10時間短いようですが、例えばブラウザを開いたりゲームで遊ぶなど、日常使いにおける消費電力は大幅に削減されました。
もう1つはバッテリーの寿命自体を延ばすということ。バッテリーの充電状況をフィードバックしていくことで、より適切な充電を行うようにするアルゴリズムが導入されました。
ほとんどのユーザーが夜寝る前に充電器に繋ぐかと思いますが、そういった充電する時間までアルゴリズムに反映されるようです。充電が完了しても充電し続けるのはバッテリーにとって大きな負荷となるので、そうならないように充電スピードを落とすなどの最適化が行われています。
その結果、バッテリー寿命は従来機種の最大約2倍にまで延びるそうです。バッテリー内蔵型はユーザーの手で電池パックを交換できないのがデメリットですが、寿命が倍になるなら交換する必要はなくなりそうですね。
背面パネルのメタルにより放熱性能を強化
実際の使用感については後日レビューを書くつもりですが、放熱性はZ5よりも確実に良くなっています。
これはCPUが新しくなったことによるのは言わずもがな、背面パネルの素材をメタルにしたことも寄与しています。
適当な3Dゲームを入れて少し遊んでみましたが持てないほど熱く感じることはありません。
濡れた手でも操作可能なキャップレス防水
今回もUSBポートはキャップレスで防水に対応しています。
また雨などで濡れている状態でもかなり正確に操作することができます。従来の静電容量方式だと特にスクロールがバグったりしてまともに使えませんからねえ…
高速起動&高速撮影が可能な高性能カメラ
カメラの起動速度って地味に大事ですよね。その場ですぐ撮りたいという時が少なからずあります。
起動速度だけでなく、AF(オートフォーカス)速度も向上しています。これはスライドを撮影しながらすごく実感しました。比較できるXpeiraはZ3 Compactしか持っていませんが。。
被写体の動きから、シャッターラグ中の移動量を予測してレンズ位置を合わせることでフォーカス、焦点を合わせられるそうです。これは先読みオートフォーカスと呼ばれていました。
フォーカス速度が速くなるということは撮るスピードが速くなるので、特に被写体が動いている場合にシャッターチャンスを逃しにくくなります。
フロントカメラはF2.0のレンズを搭載。高解像度、高感度を実現しました。
アウトカメラもフロントカメラもUIがかなり変わりました。Z3CユーザーのGARNETはまだちょっと慣れません。。
しかしアルバムへの切替なども含めて、全体的にレスポンスが良くなっています。カメラの起動から全ての操作がスムーズに可能で、慣れれば使いやすそうです。
そうそう、フロントカメラなんて滅多に使う機会がありませんが、この目線ガイドも地味に良いですね。
自撮りする時ってホントどこに目を合わせれば良いのか分からなくて、どうしても変になりますよね。なりません?
フロントカメラに切替えた時にガイドが表示されたり、カウントタウンタイマーをカメラ近くに表示することで目線が変にならないように工夫されています。これ良いと思います。
作例?そんなものはありません。
高コントラストのフルHDディスプレイ
5インチディスプレイの解像度はフルHDとごく普通、Z5と変わっていません。しかし高コントラストで視認性は良くなっています。
最近はフルHDを超える高解像度の機種が増えつつありますが、バッテリーやメモリの消費量も増えるでしょうから5インチ程度ならフルHD解像度でも十分かなと個人的には思います。
オーディオ性能も進化
オーディオ周りに関しても細かいこだわりを見せています。まさかここでマイク穴の位置について話を聞かされるとは思いませんでした。
しかしスマホの基本機能である通話や、動画撮影時の音声録音に関わってくるのでこれも重要なことですね。というわけで本体の上下、側面部分に配置されました。
またノイズリダクション、ノイズの除去に関しても新たな技術を導入し、より高品質な音声の録音が可能となっています。
実はZ3から搭載されているバイノーラル録音機能に関してもチューニングを改善し、よりダイナミックでよりキレイな音声を録れるようになりました。
ノイズキャンセリング対応のイヤホンが必須ですが、それとXperiaさえあればバイノーラル録音が可能というのは結構すごいことです。
SONY カナル型ワイヤレスイヤホン ノイズキャンセリング Bluetooth対応 リモコン・マイク付 レッド MDR-EX31BN/R
Z3以降のXperiaを持っている方はぜひ体験してみてください。
Movie Creator 4.0ではFacebookと連携
動画を撮るだけで簡単にハイライトムービーを作ることができるMovie Creator 3.6。
SNSでシェアする動画をスマホで撮って編集するところまでできるのは良いですね。
また新しいバージョンで4.0ではFacebookと連携してイベントムービーも作れるようになるそうです。
まとめ:スペック表では見えないところで進化したXperia
プレゼンの後もイベントは続くのですが、長くなるのでここで一旦切ります。残りの写真はお借りしたXperia X Performance SO-04Hのレビューに絡めて紹介しようかなと思います。
Xperia X Performanceは正直なところスペック表だけを眺めていると他社製品に見劣りしてしまいますが、見えないところでいろいろ改良が加えられていることがよく分かりました。
特にバッテリー周りの改善はスマホを1台しか持ち歩かない普通の人にとってはめちゃくちゃ嬉しいポイントですよね。
3キャリアの対応状況を見ても、他の国内メーカーよりはOSのメジャーアップデートが期待できますし、Xperia X Performanceは長く使えるハイスペック機となりそうです。個人的にも結構欲しくなりました。
その実機レビューについてはまた後日。近いうちに書きたいと思います。
スポンサーリンク
著者情報
このブログを管理している人。現在のメイン端末はGalaxy S8 SC-02JとZenFone 3 Deluxe ZS570KL。GARNET CROWが大好き。企業のメディアサイトでも執筆活動中。広告掲載や執筆依頼などのお問い合わせはこちらから。