ASUS純正のハイレゾ対応イヤホンZenEar Sを使ってZenFone 3 Deluxeでハイレゾ音源を聴いてみた
2017/05/18 Authored by GARNET
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ASUSのハイエンドSIMフリースマートフォンZenFone 3 Deluxe ZS570KLに付属しているインイヤー型イヤホンのレビューです。
第3世代ZenFoneシリーズは3モデルとも高音質なハイレゾ音源の再生に対応していますが、無印のZenFone 3や5.5インチ版のZenFone 3 Deluxe ZS550KLに付属しているイヤホン「ZenEar」はハイレゾに対応していません。
…対応していないと書くと若干語弊があって、別に「ハイレゾ対応」と表記されていないイヤホンやスピーカーでもハイレゾ音源の楽曲を聴けないわけではありません。超噛み砕いて説明すると「ハイレゾ対応と表記されている機器のほうが推奨される」という程度で、実際はハイレゾ対応と明記されていない機器でも十分ハイレゾ音源を楽しめます。
とは言え、メーカーであるASUSがZS570KLに付属するZenEarのみがハイレゾに対応しているとわざわざアピールしているくらいですから、きっと他のZenFoneに付属しているZenEarよりも確実に優れているのでしょう。
まあ細かい音質の聴き比べができる自信はありませんが、試しにハイレゾ音源を1曲購入して聴いてみました。
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ASUS純正ハイレゾ対応イヤホン ZenEar S
ASUS ZenEar S(ハイレゾ対応)|ASUS公式オンラインショップ
ZenFone 3 Deluxe ZS570KL付属のイヤホンに限らず、ZenFoneシリーズに付属しているイヤホンはZenEarと表記されていますが、先日ASUSからハイレゾ対応イヤホン「ZenEar S」なるものが発売されました。
ASUS公式オンラインショップやAmazonでもZenEar S単体での販売を開始していますが、ハイレゾ対応だけでなくデザインもZS570KL付属のZenEarと同一っぽいので、どっちもZenEar Sってことで良いんでしょうか。どっちもZenEar Sってことにしておきましょう。そうしましょう。
基本スペックは再生周波数音域が20Hz~40,000Hz、出力音圧レベルは98dB。再生/一時停止の操作が可能なコントロールボタンが1つと、マイクも搭載されています。
ケーブル長は公称約85cm。これはY字の分岐から下の長さですね。全長を測定してみると約120cmほどで、一般的なロングコードのイヤホンと変わりありません。
イヤーピースは標準で装着されているMサイズの他、XS/S/Lの3サイズが同梱されていました。
スピン加工は従来のZenEarにも施されていましたが、ボディがメタリックな素材に変わってかなり洗練された印象です。上品な高級感があります。
ただケーブルが無理やり気味に収納されていて、コントロールボタンの下付近がちょっと折れているのが気になりました。。
断線はしていないようですが、こういうところはしっかり気を付けてほしいですね。。
ZenFone 3 Deluxe ZS570KLでハイレゾ音源を聴く
さて、ハイレゾ対応スマートフォンとハイレゾ対応イヤホンは揃いましたが、肝心のハイレゾ音源を持っていません。だって基本的にGARNET CROWしか聴かへんもん。
ハイレゾ音源を販売しているサイトをいくつか調べてみましたが、単価が高いのは構わないのですが聴きたいと思える曲がなかなか見つからず…結局購入したのがコレ。
季節感が真逆やんってツッコミは禁止。
とにかく購入した楽曲データをZS570KLに保存して、プリインストールされているGoogle Play Musicアプリで再生してみました。
ハイレゾ音源が再生できるアプリについて
ハイレゾ音源を楽しむなら再生するアプリも重要…らしいです。
アプリによってはハイレゾ音源を再生できなかったり、再生できたとしてもCD音質のレベルに低下してしまってハイレゾ本来の音質を楽しめなかったりするようです。
しかしとりあえず普通にイヤホンで聴くだけなら、Google Play MusicアプリでOKらしいです。因みにZS570KLにはASUS製のミュージックアプリはインストールされていません。ハイレゾ対応の影響で消えてしまったのでしょうか。。
イコライザ機能はオーディオウィザードアプリで
ZenFone 3 Deluxe ZS570KLはGoogle Play Musicアプリのイコライザ機能が利用できません。
その代わりにZenFoneシリーズお馴染みのオーディオウィザードアプリがプリインストールされているのでこちらを利用します。
「動画」「音楽」「ゲーム」「ボーカル」の4つの再生モードでは「高度な効果」からイコライザなどの細かい設定が可能になります。
オーディオウィザードの設定は必須ではありませんが、これを弄ったほうが明らかに音が良くなるのでオススメしておきます。
ハイレゾ音源を条件を変えながら聴いてみた感想
ようやく準備が整ってハイレゾ音源を聴いてみたわけですが。
確かに非常にクリアで高音質です。しかし非ハイレゾ音源と聞き分けられるかと問われるとそれは無理です。。。
実際にMP3に変換したデータと2つをランダムに再生してテストしてみましたが、見事に外しまくりました。ただしハイレゾ非対応のアプリで再生すると違いが分かる…ような気がしないこともないような(ry
確実に言えるのは、ZenFone Goに付属している従来型のZenEarよりもZS570KLのZenEar Sのほうが明らかに高品質だということです。従来型のZenEarも同じようにZS570KLで使用してみましたが、ZenEar Sと比べるとスカスカ過ぎて…流石にこの2つの違いははっきりと分かります。
まあハイレゾを聞き分けられないのはGARNETの耳がアレなだけで、聞き分けられる人は聞き分けられるのでしょう。うん。
それはともかく、下位モデルも端末自体はハイレゾ音源に対応しているので、別途対応するイヤホンやヘッドホンを購入すれば同じようにハイレゾ音源を楽しむことはできます。しかし付属イヤホンでも十分高音質で楽しめるのがフラグシップであるZS570KLの魅力ですね。
因みにASUS公式オンラインショップではZenEar Sのアウトレット品が販売されていることがあります。ASUSのアウトレット品は大概が外箱に破損があるだけで中身は新品そのものですから、少しでも安く購入したい人にオススメです。
ZenFone 3 Deluxe ZS570KLは端末価格が半端なく高いですが、満足度も同じくらい高いです。めちゃくちゃ気に入っています。
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著者情報
このブログを管理している人。現在のメイン端末はGalaxy S8 SC-02JとZenFone 3 Deluxe ZS570KL。GARNET CROWが大好き。企業のメディアサイトでも執筆活動中。広告掲載や執筆依頼などのお問い合わせはこちらから。