NTTドコモ

学割もシェアパックも不要!!2台目プラスを利用してドコモのスマホの料金を節約する方法!!

2016/09/21 Authored by GARNET

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Photo:hand werpen (throwing hands) By:followtheseinstructions
Photo:hand werpen (throwing hands) By followtheseinstructions

今年のdocomoの学割に失望したGARNETです。既存ユーザーが完全に対象外になってしまうわ、シェアパックの契約が必須で割引適用期間は1年だけだわって流石にないよそりゃ。。

でもむしろタイムリーだったかもしれません。

最近新料金プランを安く利用する方法を考えていたのですが、ちょうどシェアパックが不要な料金節約方法を見つけました。それが2台目プラスです。

…ネタの域を出ないかもしれませんが、まあ既存のdocomoユーザーさんはどうせ学割適用出来ないんだしちょっと聞いておいきなさいよ(誰

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シェアグループは維持費自体が高い。。

Photo:the iOS family pile (2012) By:blakespot
Photo:the iOS family pile (2012) By blakespot

新料金プランではシェアグループという概念があります。家族のうち1人がシェアパックという月額10,260円~のパケット定額を契約していると、その家族は高額なパケット定額に入らずに月額540円のシェアオプションで代用可能というもので、家族が多いほど1人当たりの通信費が安くなるシステムになっています。

…でも、そもそもシェアパックが高額なんですよね。。

実際にシェアパックを契約して料金が安くなるのは4人以上の場合で、むしろ2人しかいない場合なんかは高く付きます。単独でパケット定額を契約する場合には月額3,780円~のデータパックが選べるからそっちの方が安く付きます。

しかしデータパックではシェア出来ないのです。1つだけ例外を除いて。

そう、その例外というのが2台目プラスです。

2台目プラスならデータパックでもシェアが可能

2台目プラスというサービスは、カケホーダイプラン(音声回線)を契約している人が2台目にデータプラン(非音声回線)を契約する場合に適用できます。

2台それぞれでパケット定額を契約しなくても、データパックとシェアオプションを契約すれば2台で1つのデータパックを分け合うことが可能になり、それぞれでデータパックを契約するよりも月額が安く済みます。

ただしシェアパックとは違って3回線以上でシェアすることは出来ませんし、2台の組み合わせは音声契約とデータ契約に限られるので、片方は電話が出来なくなってしまいます

さて、ここをどうするか。

今回紹介する方法はシェアパックを組まなければ学割も利用しません。あと通話定額なんて要らないんだよ!!って人にオススメかもしれません。ただしお一人様の場合は使えません。

これはなるべく安く、通話可能なスマホを2台持つ方法です。

普通にカケホーダイプランを契約した場合

Photo:京急1500形@県立大学前 By:woinary
Photo:京急1500形@県立大学前 By woinary

その方法を紹介する前にまずは普通に契約した場合の料金を計算してみます。

計算の前提として家族は2人です。だって2人の時に一番威力を発揮するから(

まあ2人がそれぞれ通話可能なスマホを持つことが目標です。

2人ともデータSパック(2GB×2)

2人とも最も安いパケット定額、2GBまで高速通信可能なデータSパックを契約したパターンがこちら。

1人目
2人目
カケホーダイプラン×2 2,916円 2,916円
spモード×2 324円 324円
データSパック×2 3,780円 3,780円
高速通信容量
2GB
2GB
合計 7,020円 7,020円
2回線合計
14,040円

2台合わせて14,040円です。たっか。。

でもこれが一応ベースとなる最安プランなんですね。まあここから月々サポートやら学割やらを適用して安くしていくわけですが。

とりあえず、普通にドコモのスマホを2台契約すると維持費は最低でも約1.4万円掛かるらしいことは分かりました。ついでにこれより通信容量が多いデータパックの組み合わせも計算してみましょうか。

データMパックとデータSパック(5GB+2GB)

片方が5GBまで通信可能なデータMパック、もう一方は先ほどと同じデータSパックです。

1人目
2人目
カケホーダイプラン×2 2,916円 2,916円
spモード×2 324円 324円
データM+S 5,400円 3,780円
高速通信容量
5GB
2GB
合計 8,640円 7,020円
2回線合計
15,660円

さっきよりも1,620円高くなった代わりに片方の容量は3GB増えました。しかしもう1人は2GBのままです。。

2人目ももうちょっと多く通信したい場合はどうなるでしょうか?

2人ともデータMパック(5GB×2)

というわけで2人ともデータMパックにしたのがこちら。因みにここで1人目でシェアパック10(10,260円)を契約し2人目の回線にシェアオプション(540円)を付けても料金的には変わりありません。

ただ容量の合計が同じ10GBでも、シェアをしているので2人で10GBを分け合うことが可能になります。コスパは等しいので割愛しますけどね。。

1人目
2人目
カケホーダイプラン×2 2,916円 2,916円
spモード×2 324円 324円
データMパック×2 5,400円 5,400円
高速通信容量
5GB
5GB
合計 8,640円 8,640円
2回線合計
17,280円

2人で10GB使おうと思ったら月額は1.7万円を超えてしまいました。。

以上、組み合わせにもよりますが2回線ともカケホーダイで普通に契約すると、

4GB→14,040円/月
7GB→15,660円/月
10GB→17,280円/月

月額はこれくらいになることが分かりました。

では2台目プラスで契約するとどうなるか。そもそも音声通話が使えないのにどうしようと言うのか。知ってる人はもう気付いてるよね。。

2台目プラスを利用する!!

Photo:京急2100形@県立大学前 By:woinary
Photo:京急2100形@県立大学前 By woinary

ここで2台目プラスを発動します。

2人目が電話を使えないのはどうすんだよって?

050 plusを契約すれば良いじゃない?

いわゆる格安SIMと呼ばれるMVNOの低速回線などと組み合わせられることが多いIP電話アプリ 050 plus ですが、キャリアの契約で使ってダメな理由はありません。

というわけで2台目プラス+050plusのパターンについて具体的に月額を計算していきます。って今書いてて気付いたけどすげえ、プラスが3つも入ってるトリプルプラスやん(

データSパックで2台目プラス

2台目プラスを使うとデータパックがシェアオプションで代用できることに加えて、カケホーダイプランよりも1,080円安いデータプランで利用出来るため最低維持費はぐっと安くなります。

1人目
2人目
カケホーダイプラン+データプラン 2,916円 1,836円
spモード 324円 324円
データSパック+シェアオプション 3,780円 540円
050 plus
-
324円
高速通信容量
2GB
合計 7,020円 3,024円
2回線合計
10,044円

Sパック×2に比べると14,040-10,044=3,996円安くなりました。

安くなった代わりにデータSパックを2人で分けるとなると1人当たりでは1GBしか使えなくなりますが、逆に1人で2GBも使わない人(たち)にとっては好都合です。

いやいや2GBくらい使うよ!って人たちも安心してください、まだまだこれから、次はデータMパックです。

データMパックで2台目プラス

データMパックだと2人で5GB、つまり1人当たり2.5GB使えるので個別にデータSパックを使えるよりも容量は多くなります。そして肝心の料金は?

1人目
2人目
カケホーダイプラン+データプラン 2,916円 1,836円
spモード 324円 324円
データMパック+シェアオプション 5,400円 540円
050 plus
-
324円
高速通信容量
5GB
合計 8,640円 3,024円
2回線合計
11,664円

Sパック×2の場合との差額は14,040-11664=2,376円です。1GB増えて2,376円安くなりました

どうどう?良い感じじゃない?ついでに容量8GBのデータLパックも計算しておこうか。

データLパックで2台目プラス

上の方でちらっと書きましたけど、Mパックを2つ契約するのとシェアパック10を契約するのとでは料金は変わらないんですよね。シェア10の容量当たりの価格が高いためです。。

しかし2台目プラスなら、シェア10より3,024円安いデータLパックでも2回線で容量をシェアできちゃうわけです。

1人目
2人目
カケホーダイプラン+データプラン 2,916円 1,836円
spモード 324円 324円
データLパック+シェアオプション 7,236円 540円
050 plus
-
324円
高速通信容量
8GB
合計 10,476円 3,024円
2回線合計
13,500円

普通に10GB使おうと思ったら月額は17,280円でしたね。17,280-13,500=3,780円も安くなっちゃいました。

容量が2GB少ないですが、もし足りない場合は1,080円/1GB の追加料金を払えば普通に増やせます。ていうか2GB増やしても2,160円、まだ1,620円安いです。

まあとりあえず8GBで収まるように頑張ってみて、どうしても足りなければその時追加すれば良いんじゃないかな?

よって2台目プラスを利用した場合は1回線はカケホーダイ、2回線目は050plusを使うので通話定額になりません。しかしIP電話のため通話料の単価はかなり安くなります。

そして肝心の容量と料金は、

2GB→10,044円
5GB→11,664円
8GB→13,500円

となりました。もう分かりやすくまとめて表にしちゃうと、

2人の容量の合計
通常
2台目プラス
2GB
-
10,044円
4GB 14,040円
-
5GB
-
11,664円
7GB 15,660円
-
8GB
-
13,500円
10GB 17,280円
(15,660円)

こんな感じで合ってるはずです。月額と容量だけに注目すると2台目プラスの方が圧倒的にお得であることが分かります。

…さて、良いことをたくさん話した後でこの2台目プラスを利用した方法のメリットとデメリットについて確認しておきましょう。まずはデメリットから。

トリプルプラスのデメリット

  • 2回線目はカケホーダイではなくなる、そもそも今まで使っていた電話番号が利用出来なくなる
  • 音声通話が利用出来ないので家族内で電話する時も050plusなどのアプリに頼ることになる
  • IP電話に頼るならMVNOのデータ通信SIMに変えた方がよっぽど安く付く

1つ目はまあ仕方ないとしても3つ目、これを言われると痛いんですけどね。

しかし次のようなメリットもあるわけですよ。

メリット

  • 更新月以外に解約すると解約金が発生するのでそれまでのつなぎで利用する
  • 似たような理由から、最後の機種変更から2年以内は端末代金の残債が残っていたり月々サポートの割引が残っていたりするのでつなぎで利用する
  • 月々サポートの割引を受けられることを考慮すると、MVNO+白ロムの方が超安くなる、というわけでもない
  • ドコモから直接機種を購入するとケータイ補償サービスに加入できる

特にiPhoneなんて機種変更でも最新モデルがほぼ実質0円で手に入りますが、白ロムで買うとなると余裕で5万や6万とかします。しかも白ロムの場合、ドコモのケータイ補償には加入できません。

機種にこだわりが無ければちゃっちゃとMVNOに移行すれば良いと思いますが、補償面を考えるとキャリアを利用し続けるメリットは十分あると思います。

カケホなんて要らない人、スマホなんて安く持てればそれでいい人

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さて、実際どんな層のユーザーがこの方法を有効に使えるのか自分でも謎なわけですが(ぇ

まあいくら安いと言っても実店舗を持たないMVNOと契約するのは不安だって人は多いでしょうし(ていうか一般人の大半がそうでしょうけど)、先に述べたケータイ補償も含めてサポート面で安心できるのが最大のメリットでしょうか。

ドコモの補償を受けたいけどカケホの料金は高い!!って言ってる人たち、ちょっとこの2台目プラスを検討してみてはどうですかね。やっぱりネタですかね。。

-NTTドコモ

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