【レビュー】大きいほうのZenWatch2 WI501Qは小型のWI502Qと何が違う?内蔵スピーカーを試しに使ってみた
2016/06/18 Authored by GARNET
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同じZenWatch2でも今回はWI501Q、大型のほうをASUSさんから提供していただきました。GARNETは既に小型のWI502Qを所有しているので、レビュー1記事目はこの2つのZenWatch2の違いに注目してみたいと思います。
ディスプレイサイズは初代と同じ、中身は小型のWI502Qとほぼ同じですが、どちらにもないWI501Qだけの機能が備わっています。
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ZenWatch2 WI501QとWI502Qの違い
ディスプレイ
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1.63インチ
320ドット×320ドット(278ppi) |
1.45インチ
280ドット×280ドット(273ppi) |
本体重量
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約46g
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約39g
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ベルト幅
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22mm
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18mm
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バッテリー容量
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400mAh
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300mAh
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本体カラー
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ローズゴールド、ガンメタル
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ローズゴールド、シルバー
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内蔵スピーカー
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あり
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なし
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2種類のZenWatch2の主な違いをまとめてみました。基本的にはサイズが違うだけでほぼ同じ作りですが、機能面で1つ大きな違いがあります。
それは内蔵スピーカーの有無です。
ローズゴールドの色味も少し違う
因みに余談ですが、本体カラーについて同じローズゴールドモデルでも若干異なる色味に仕立てられています。
大型のWI501Qのほうがローズゴールドらしく、小型のWI502Qは普通のゴールドに近い色です。光を当てて見るとよく分かります(多分)。
微妙な違いですが、標準ストラップのカラーにしても大型のほうが落ち着いていますね。人によって好みは分かれるかもしれませんが、個人的にはどちらのローズゴールドもアリです。
WI501Qはスピーカーを搭載
公式のスペック表には記載されていませんが、大型のWI501Qにはスピーカーが内蔵されています。本体裏面の右上を見比べると分かりますが、小型のWI502Qには搭載されていません。元値は同じなのに。
実はこのスピーカー、発売当初は利用できませんでした。しかし最近のアップデートによりOSレベルで対応し、いくつかの機能が利用できるようになったのです。
ZenWatch2で受話→通話が可能に
まず内蔵マイクに向かって話しかけることでハンズフリーの音声通話が可能になりました。これ地味に便利、と言うよりはできないと不便です。。
着信があるとZenWatch2が知らせてくれてさらに通話に出ることもできるのですが、結局スマホを取り出すかヘッドセットを併用しないといけなかったんですよね。
まあ屋外でスピーカーから通話音声を流すなんてあまり現実的ではないですが、SamsungのGear2は内蔵スピーカーで通話が可能だったということもあり、個人的にはぜひ対応してほしい機能でした。
実際に試してみたところスマホで通話するのに比べると若干こもったように聞こえましたが、十分実用的なレベル。もちろん今まで通りスマホ本体で通話したり、Bluetoothヘッドセットに飛ばすことも可能です。
アラーム音声の設定も可能に
今まではバイブレーションのみでしたが、アラーム音声を鳴らすこともできるようになりました。
バイブだけだと、特に手首から外してる時なんかは気付きにくいのでこれも地味に嬉しいかもしれません。外すなら普通にスマホを使えば良い気もしますが。
Play Musicの楽曲再生が可能に
Play Musicアプリを利用して保存した楽曲の再生にも対応しました。ASUS謹製のZenWatch Musicなどは対応していないようです。
で、このスピーカーが結構な大音量で鳴るんです。
スピーカーの音量を測定、比較してみた
音量なんてどうやって比べたものかと思ったら、スマホのアプリで計測できちゃうんですね。というわけで適当なアプリを使って音の大きさを測定してみました。
アプリの精度がどの程度かは分からないので、比較するためにまず他のスマートフォンで楽曲を再生して測定してみました。
使用したのは最大97.4dB(デジベル)の大音量デュアルスピーカーを搭載したASUSのスマートフォン、ZenFone 2 Laser ZE601KL。これらを測定器である#ZenFone Goから少し距離を開けて設置しました。
因みにこのZE601KL、音量MAXで鳴らすと本当にうるさくて近所迷惑なので50%程度に設定しておきました。WI501Qはいけそうだったので、音量50%とMAXの2回測定しました。
なお再生した曲はGARNET CROWの夢みたあとで。どんな曲かって、こんな曲↓。
(本題と全く関係ありませんがConfetti ConcertoさんがカバーするGARNET CROWの曲も好きです。)
測定結果
話が逸れましたがまずはZE601KLの結果と、一応右側には無音状態で測定したものも載せておきました。近くの道路を通る車の音が聞こえるくらいでわりと静かな場所です。
最後の2秒ほどが無音状態になってしまいましたが、ZE601KLの平均は60dBオーバー。最大73dBと結構大きな音で、数メートル離れていても普通に聴き取れるレベルです。
次にWI501Qの測定結果。
音量50%程度(左)だと平均は57dBでしたが最大はこちらも73dB、ZE601KLとそれほど差はなく十分大音量と言っても良いのではないでしょうか。
音量MAX(右)の平均は70dBですが、グラフを見てみると全体的に波が小さくなっているのでどうやらこの辺りがWI501Qの限界のようです。とは言え70dBでも十分うるさいレベルです。大音量です。
ZenWatch2 WI501Qのボディはスマホと比べるとすごく小さいですが、内蔵スピーカーの音量は相当なものでした。
決定的な違いは内蔵スピーカーの有無
というわけで以上、大きさが異なる2つのZenWatch2は内蔵スピーカーが搭載されているか否かという違いもあります。
人によっては全く無用の機能かもしれませんが、個人的にはハンズフリーが可能になるのは嬉しいと思いますね。音楽を再生できるというのも話のネタになりそうです。
ASUS公式オンラインショップの定価は同じですが、現在WI501Qのアウトレット品が22,800円、WI502Qが19,800円と小型のほうが3,000円安く販売されていたりします。
WI502Qに関しては#ZenWatch2から以前の記事をご覧いただければ。スピーカーが不要かつアウトレット品でも気にならないなら小型のほうがお買い得です。ていうか2万円切りって安過ぎ…。。。
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著者情報
このブログを管理している人。現在のメイン端末はGalaxy S8 SC-02JとZenFone 3 Deluxe ZS570KL。GARNET CROWが大好き。企業のメディアサイトでも執筆活動中。広告掲載や執筆依頼などのお問い合わせはこちらから。