ドコモの新料金カケホーダイプランについて。スマホの料金を安くしたいなら高額月々サポート回線を契約しまくればいいじゃん?
2017/02/22 Authored by GARNET
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どうも最近はレビューなどのハック系記事が多く料金節約系の記事が少ないGARNETです。別に考えるのが面倒なんじゃないよ?
自分は毎月4,000~5,000円くらいでドコモカケホ回線を2つ契約しています。家族の請求がほぼ0円で1人でこれだけ負担してるのはまあ仕方ないかなと思って諦めていますorz
でも今年携帯電話各社から発表された料金プランは不評の声が多いこと多いこと。そんなに悪くないと個人的には思ってるんだけどなあ。とか言いながら具体的に料金プランの解説なんて全くと言っていいほど書いた覚えがないけど。。
まあその辺について思うことはいろいろあるんだけど、今回はその高い高いスマホこと携帯電話の料金を安くしたり節約する方法、その考え方について書こうじゃないか。「MVNOってなに?」「しむかあどって何それおいしいの?」そんな人でもこれ読めばきっとどうにかなるさ。保証はしません。保証はしないけどこれが分かれば新料金プランについても理解できるんじゃないかな?
まああくまで安くする方法を理解するための一例に過ぎないなんで、あまり安くならないじゃんとかキレないでください。。
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前提条件はドコモと家族単位で契約すること
今回はもうほんとにスマホ初心者な人でも実行できるレベルの内容で行こうと思います(理解できるとは言ってない)。
というわけで既にドコモのスマホを契約していることを前提として進めていきます。今ドコモじゃなければこれから下の作業と一緒にドコモにMNPすれば良いと思うよ?
あと可能なら家族の名義は自分を含め3人以上欲しいところですが、もしそんなに家族がいなければもう2人でも構わないよ。お独り様は流石にしんどいですが不可能ではないので頑張りたければどうぞ(
分かる人はとっくに分かってるでしょうけど、シェアグループと月々サポートを利用して1回線当たりの維持費を下げる方向で行きます。
というわけで一度にドコモ回線を6回線契約できるように3人家族をモデルにして説明するけど、あくまで例だからね、実行するにはちょっと微妙な結果になったからね?。。
理解できる人はそもそも読まなくて良いし、理解したらしたで自分で発展・応用してくれれば良いんだよ?
概略
携帯各社で用いられている携帯料金の割引手法に月々サポートというものがあります。auだと毎月割と呼んだりキャリアによって名称が違いますが、システム的にはほぼ一緒のモノです。
月々サポートは最大2年間、条件を満たしてかつ同一の端末を使っている期間の月々の料金を割り引くモノです。ただ、普通は割引額よりも月々の料金の方が圧倒的に高いので回線を増やすほど維持費も高くなります。
しかしドコモのシェアグループに属する子回線はそれなりに維持費を安くすることが可能で、割引額以下の料金に抑えることが可能なのです。また余った月々サポートは代表回線の割引に充てることが可能で、これを利用すると回線数を増やせば増やすほど総維持費は安くなるという状況が生まれます。
ただしシェアグループは最大10回線でしか構成できないのと、ドコモは同一名義で短期間に複数回線を契約しようとすると審査が掛かり断られる場合があるので状況によってはこの方法が通用しない場合があります。
ここに書く方法なら手間を掛ければ審査を回避することも可能なはずですが…一応予め断っておきます。。
キャンペーンの割引を適用するにはシェアグループを組むのがほぼ必須!!
さて、まず前提より3人の家族がそれぞれドコモのスマホを契約しているので基本料金は以下のようになります。※因みに原則税込で表記、カッコ書きは税抜きで表記します。
(全員)カケホーダイプラン(スマホ):2,916円(2,700円)
シェアグループを組むためには代表回線でいずれかのシェアパックを契約する必要があります。また子回線はそれぞれシェアオプションを契約する必要があります。なので最も安いシェアパック10を契約する場合のデータ定額の料金は以下の通り。
(1人目)シェアパック10 :10,260円(9,500円)
(2人目以降)シェアオプション:540円(500円)
これだけではインターネットに接続できません。@docomoのメールアドレスを貰うためにもそれぞれインターネット接続サービス spモードを契約する必要があります。
(全員)spモード:324円(300円)
ここまでがベースとなる契約です。そしてその月額料金は、
合計 21,060円(19,500円)
となります。最近のドコモはシェアグループを作っておかないと割引が受けられないことが多いのが難点です。。しかしここからです。ここから安くしていきます。
契約者によっては各種割引もあり
因みに代表回線の契約年数によってはシェアパック10の料金から以下の金額が毎月割り引かれますので、長期契約回線があればそれを代表回線にした方が良いでしょう。
5年以上:▲324円(300円)
8年以上:▲648円(600円)
10年以上:▲864円(800円)
15年以上:▲1,080円(1,000円)
また契約者が25歳以下(26歳未満)の場合、カケホーダイプランとシェアオプションを含むパケットパックの加入を条件にU25応援割というものが適用可能です。ただし同一名義では1回線までしか申込めない点は注意。
U25応援割:540円/月 割引、毎月の通信量1GB増量
参考:【docomo】カケホーダイで利用可能な学生向け割引について【U25応援割】
今回のモデルではこの2つの割引は考慮せずに計算します。
月々サポート割引額+買取価格-本体購入費用=???
月々サポートを利用した料金節約を考える時、それによりいくら安くなるのかは上の式で計算します。もはや常に頭の中で暗算してるような人はここにはいないよね…?
今回のモデルでは全てiPhone 6 16GB ゴールドを契約する場合を計算しますがあまり良くない例かもです。。iPhoneは買取価格が高いですが、現在は販売価格も高いからです。
可能なら、多少買取価格が低くても本体価格が安くて月々サポートが高い機種を狙いところです。
月々サポート
毎月の料金を直接割り引いてくれるのがこの月々サポートです。正確には電話機を購入した翌月から24か月間に渡って割り引かれます。原則としてこれが大きいものを狙って契約します。
iPhoneの場合は契約種別(新規・機種変更・MNP)により大きな差は無いのですが、Androidの場合はMNP以外は極端に低い場合が多いです。なのでそういう場合はMNPで契約するようにしましょう。
iPhone 6 16GBを新規、もしくはMNPで契約した場合の月々サポートは3,078円×24か月。総額で73,872円になります。※2014年11月20日現在
買取価格
さて、せっかく契約したiPhoneですが売却しちゃいます。はい、全部売っちゃいます。
中に入っているSIMカードを取り出しさえすれば、本体やその他の付属品を売ることは何ら問題ありません。
2014年11月20日現在、有名な買取ショップではドコモ版iPhone6の買取価格は68,000円程度で取引されているようです。ここは日々変動する可能性があるのでご自身で都度調べてください。
いつまでもこの価格を保ってられる保証はありませんが、しばらくは下がることは無い気がします。分かってる人は(ry なんで理由は割愛します。
ここでは買取価格を68,000円/台 で売却できたとします。
本体購入費用
ここは契約するタイミングによって契約月の費用が変わってきたりするので少々ざっくりとまとめます。また契約したらすぐに料金プランを変更する必要があるのでそれも含めます。
確実に必要なモノはまず契約事務手数料ですが、これは新規の場合は一律3,240円と決まっています。契約月の利用料金と一緒に引き落とされます。
新規(MNP含む)契約手数料:3,240円(3,000円)
さらに本体代金。これは契約種別に依らずiPhone 6 16GBは一律73,872円(68,400円)です。複数台になると額的にキツいですが、なるべく一括で払うことをお勧めします。
なお家族内で複数台で同時に購入すると現在ドコモが行っている家族まとめて割というキャンペーンが適用され、▲5,400円/台 本体価格から割り引かれます。適用条件はシェアグループへの加入なので特に問題ありません。
本体代金:73,872円(68,400円)
家族まとめて割:▲5,400円(5,000円)
因みにiPhoneを購入する場合、カケホーダイプランとシェアオプションを含むいずれかのデータパックを契約するだけでOKです。インターネットに繋ぐためにはspモードが必要ですけど。家族まとめて割以外の店舗独自の割引があるのでなければ、これ以外に余計なオプション等に加入する必要はありません。
ただしカケホーダイプランで契約することにはなりますが、肝心の維持費を下げるために当月中か少なくとも翌月にはドコモショップへ行き、月額が1,296円と安いデータプラン(ルーター)へ変更します。また契約した場合はspモードも廃止して、シェアオプションだけ残すようにします。これで最安値で回線を維持することが可能です。
データプランへの変更は即日で適用され、料金はカケホーダイの月額のみが満額で発生します。※今回は契約月に変更した場合で計算します。
よって契約内容は、
カケホーダイプラン(スマホ)&データプラン(ルーター):2,916円(2,700円)
spモード:324円(300円)(日割)
シェアオプション:540円(500円)
なので整理すると、新規で本体購入に必要な初期費用(初月に掛かる費用)は、
契約手数料:3,240円
iPhone6 :68,472円
基本料金等:3,780円
合計 75,492円
従って月々サポート割引額+買取価格-本体購入費用の式を解くと、
73,872+68,000-75,492=66,380円
となります。
これはどういうことかと言うと、初期費用に75,492円は必要だけれども、それ以上の割引 141,872円(売却額含む)を受けられるので、1回線契約すると2年間で差し引き66,380円の割引が受けられるわけです。
しかし丸々6万円も安くなるわけじゃありません(ぇ
ただし増やした回線の維持費が掛かるから目減りすることに注意
このデータプランへ変更、俗に言うデータ化したiPhoneのおかげで高額な月々サポートの割引を受けられるわけですが、これを契約し続けるための維持費も別途発生します。
データプラン(ルーター):1,296円(1,200円)
シェアオプション:540円(500円)
合計 1,836円
これを2年間払い続けると44,064円になりますが仕方ありません。それでも差額を取ると22,316円は得する計算です。。
さてさて、数字は出揃いましたが分かりにくいと思うので整理します。。
具体的にどうなる?合計9回線の2年間の維持費は…
まず月サポを調達するのに掛かったコストを求めます。
初期費用:75,492円
売却額:▲68,000円
合計 7,492円/台
6回線で44,952円が初期費用とかちょっと考えたくない高さですがあくまで例ですから(
あと全部で9回線、2年間の料金については以下の通り。いまさらですがユニバーサルサービス料については省略しています。
(代表回線)
カケホーダイプラン(スマホ):2,916円(2,700円)
シェアパック10 :10,260円(9,500円)
spモード:324円(300円)
(子回線×2)
カケホーダイプラン(スマホ):2,916円(2,700円)
シェアオプション:540円(500円)
spモード:324円(300円)
(iPhoneデータ回線×6)
データプラン(ルーター):1,296円(1,200円)
シェアオプション:540円(500円)
(月々サポート×6)
iPhone 6 16GB:▲3,078円(2,850円)
合計 13,608円
ベースの毎月の料金は21,060円だったので、それと比べると維持費は7,000円/月 以上安くなりました。良かった半年もすれば初期費用が取り戻せるぜ…
ぶっちゃけ良い案件を見つけられるどうか
ほんと契約する案件次第なんですけどね。。最近の一括0円機種は月サポが削られてる場合が多いからなあ…春の5sは美味しかったよね。限界まで行っとくべきだった。
それは置いといて、これだけじゃ不親切?あまり安くなった気にならない?まあならないよね(
これにもうちょい手を加えるとするなら、店舗独自の割引を行ってる店を探すか…基本ですね。純新規だとなかなか大した割引をやっていないと思うので、MNPで2万円以上還元してくれるところを探すとか、、
あとヤフオクで「ドコモ クーポン」などで検索して利用できそうなクーポンを探すとか。ただし有効期限とか利用条件とかに注意してください、不明な点はしっかり出品者に確認するように。。
あとやること自体は代わり映えしませんが、メインで使う回線も機種変更して端末を売却するというのも1つの方法です。
いやまだ書けることはあるんだけどなんか既にかなりの長文で多分読むほうも疲れると思うから今回はここまでにしてまた続きを書こうと思います。うん、俺が疲れたからじゃないよ?俺は腹が減っt(
続き→極限まで得する!!docomoスマホの購入費用を安くする方法について考えてみる
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