レビュー

【レビュー】SoundSOUL G3とスマートフォンでバーチャルリアリティを体験してみたよ【VRヘッドセット】

2017/09/23 Authored by GARNET

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SoundPEATS社のVRヘッドセット SoundSOUL

何度かイヤホンを提供していただいているSoundPEATS社から、今回はVRヘッドセットを提供していただきました。VR自体はGoogle Cardboardで体験済みですが、しっかりとした(?)VRヘッドセットはまだ使ったことがありませんでした。

VRとは何ぞや?って方に向けて一応軽く説明すると、VR=バーチャルリアリティーとは日本語で仮想現実などと呼ばれ、実際にはそこにない物体があたかも存在するかのように認識させる技術などのことを指します。…自分の口で説明するとなると難しいですね。汗

要はこのVRヘッドセットを使えば、3Dのような立体的な映像が見られるだけでなく、その世界の中に入り込んだかのような体験をすることができるのです。

本格的にVRを楽しもうとすると何万円もする専用のヘッドマウントディスプレイは用意しないといけませんが、スマートフォンを装着して使用するタイプのVRヘッドセットは比較的安価で、このSoundSOUL G3なら3,000円台で購入できます。

しかも今日5月16日はちょうどAmazonのタイムセール商品となっており、3,000円以下の特価で販売されています。

そんなVRに関するガジェットを初めてレビューしてみます。

5月17日追記

タイムセール終了後もセール価格で販売されているようです。

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VRヘッドセット SoundSOUL

SoundSOUL 開封の儀

冒頭でも述べた通り、このSoundSOULはスマートフォンのディスプレイを利用します。最大6インチクラスのスマホまで対応しているそうで、本体は結構な大きさです。

SoundSOULの同梱品

同梱物は本体と頭に固定するためのヘッドバンド、説明書とレンズ用クロスの他に一見何だかよく分からない物体がありますね。。

これは視差ミラーで、スマホのカメラにセットして使うとVR用の立体的な映像が撮れるようです。ほう、これは面白そう。

SoundSOULの使用方法

B01DKICTCU

ヘッドセットの前面が開くようになっており、ここにスマートフォンをセットします。因みにジャイロセンサーを搭載していない機種だと利用できない場合があるのでご注意を。キャリアから販売されているような機種なら基本的に大丈夫だと思いますが、格安のSIMフリー端末だと対応していない場合があるかもしれません。

スマホを載せる台座は調節可能で、めいいっぱいに広げると5.5インチのZenFone Goなら余裕で入ります。しかし6インチのZenFone 2 Laser ZE601KLはサイズオーバーでした。。

まあベゼルが狭いコンパクトな機種なら6インチでも使えるかもしれませんが、5.5~5.7インチくらいが上限だと思っておいたほうが良さそうですね。

B01DKICTCU

スマホをセットしたらディスプレイの映像を見ながらダイヤルを回して、瞳間距離及び焦点距離を調整します。

1度セットするとスマホの操作ができなくなってしまうので、Bluetooth対応のマウスがあると便利ですね。またカバーの横に放熱用の隙間があるので、機種によってはここからOTGケーブルを挿して有線マウスで操作することもできるかもです。

どんなVRコンテンツが楽しめる?

現在YouTube上で公開されている一部の動画がVRに対応しています。対応している動画はメニューにボタンが追加されており、ここをタップするとVR用の映像に切り替わります。また元々VR用に作られた映像も公開されていたりします。

アプリだとGoogleのCardboardなど、PlayストアでもVRが体感できるアプリが小数ながらも公開されています。

あとはアイドルグループやアーティスト、それに一般人が製作したVRコンテンツを共有するためのサイトもいくつかあります。基本的に無料でも十分楽しめる感じですね。

因みにコンテンツによって単に立体的に見えるものと、自分(スマホ、VRヘッドセット)の動きに合わせて映像が360°動いて楽しめるものがあります。

使用上の注意点

3DSや3D映画などを観たことがある方は分かるかと思いますが、長時間VR映像を見ていると酔って気分が悪くなる恐れがあります。また小学生以下の子どもが使用するのは控えたほうが良さそうです。

参考:なぜ13歳未満の子供は、Oculus Riftを使用してはいけないのか?医学的な見地からの警鐘|Mogura VR

あとSoundSOULは放熱設計となってはいますが、長時間VR映像を再生するとスマホ自体はそれなりに熱くなります。

またバッテリーの消費も激しいので、予め十分充電しておいてから使用しましょう。機種によっては充電しながら使えないこともないですが、発熱による本体への負荷を考慮するとあまりオススメしません。

とまあ注意点はこれくらいにして、実際にSoundSOULを使ってみた感想に移りたいと思います。

CGの映像が超立体的に感じられる!!

VRヘッドセット・バーチャルリアリティーのレビューなんて一体何をどう伝えれば良いのかすごく悩みました(製品を頂いてから1か月も経ってしまいました。。)が、もう感じたことをありのままに書きます。。

とりあえずVRについて。これ実際に体験してみるとやっぱりすごい技術ですね。普通にスマホを眺めているだけだと2次元の存在でしかない初音ミクなどが、実際にそこにいるかのように360°全方向から見ることができます。

WAVEFILE/初音ミク VR

WAVEFILE/初音ミク VR
開発元:MypaceEngine
無料
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VRで動画と言えばジェットコースター系の映像を見てみたくなりますよね。なりません?。。

このYouTubeのはCGなので作り物感はありますが、音声を聴きながら映像に没入できればそれなりに緊張感を味わえます。あと結構酔えます(`・ω・´)b

短い動画なので何度も楽しめるものではありませんが、VR Cruiseというアプリで見られる恐竜の映像はかなりリアルです。ティラノサウルスに食べられそうになるシーンは分かっていてもビクッとしてしまいました(;・∀・)

VR Cruise

VR Cruise
開発元:eje Inc.
無料
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またこれ以外にもゲームアプリなどでも遊んでみましたが、結構楽しめます。VRを体験したことがない知り合いに渡してみても結構興味を持ってかなり楽しんでくれました。曰く、スターウォーズのようなSF映画の世界を体験できたら最高に面白いだろうなとのこと。

ただし実際無料で結構楽しめますが、逆に言うとしっかりとした有料のコンテンツが不足しているのが現状だと思います。それでもかなり安価でVRの世界を楽しめるので、中途半端に高い機会を買うよりも全然良いと思いますよ。

SoundSOULを使用した感想

ヘッドバンドを装着したVRヘッドセットSoundSOUL

製品に関してはいくつかダメ出しさせていただきます。。

まず焦点距離を調節するダイヤルですが、設計が甘いのかしっかりと固定されません。本体を水平に保つか手で支えておかないと、勝手にレンズ部分が移動して焦点距離が変わってしまいます。

そのせいだと断定はできませんが、実写映像のVRコンテンツはなかなか焦点が合わず、いまいち楽しむことができませんでした。

ただCGのものに関しては高画質な映像でVRを体験できましたし、この辺はコンテンツ側の問題であるかもしれないのでちょっと評価しづらいです。。

本体に話を戻して、同梱のヘッドバンドで頭に固定できますが装着すると頬骨に重量がのしかかってきてちょっと痛いです。ヘッドバンドの調節の仕方によって、あるいは個人差もあるかもしれませんが長時間使用するのはしんどいですね。ただまあいずれにしても、VRを長時間観るのがしんどいのでそこまで大きな問題ではないかもですが。

GoogleのCardboardと比べると、ヘッドセット自体にスマホを操作するインターフェイスが備わっていないのが欠点でしょうか。しかしあちらは頭に固定できないため常時手で持っておく必要があり、その点では圧倒的にこちらが優位です。操作に関してはBluetoothマウスなどで対策可能ですしね。

同梱の視差ミラーも使ってみましたが…これはあまり良い映像が撮れませんでした。確かにヘッドセットで立体的に見ることができますが、画質が大幅に落ちる感じです。一般の方が公開しているVRコンテンツを見てみても、素人がVRコンテンツを作るにはまだハードルが高そうだなと感じました。。

そんな感じでVR自体はコンテンツ不足である感が否めませんが、ちょっとでもその世界が体験できるのはすごく面白いですし他の人にも勧めたいと思いますね。

ゲーセンに通ったりソシャゲに課金するお金があるなら、1度VRを体験してみる価値はあると思います。

上手く伝えられたかは分かりませんが、以上でVRヘッドセット SoundSOUL G3のレビューを終わります。。

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