レビュー

【レビュー】水に浮かぶだと!?1台で2役こなすIPX7等級のワイヤレス防水スピーカー Omaker M5

2017/09/23 Authored by GARNET

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Omaker社のBluetooth対応スピーカー

Omaker社よりBluetoothに対応した防水スピーカーを提供していただきました。

このOmaker M5の主な特徴は以下の3点です。

  1. IPX7の防水等級
  2. 低音を強調するモードと中高音を強調するモードの切替が可能
  3. 水面に浮かぶ

このスピーカー、なんと水面に浮かぶらしいです。この日本でスピーカーを水に浮かばせて音楽を聴くシーンが想像できませんが、風呂などに落としても沈まないのがメリットですかね?IPX7なので深度1メートル未満なら30分放置しても大丈夫ですが。

他の特徴としてはNFCに対応しているので、BluetoothとNFCの両方に対応している機器なら簡単にペアリングして使用できます。

個人的に1番の注目ポイントは、2つのサウンドモードを搭載している点でしょうか。Omaker M5は利用シーンやその時の気分に合わせて、ボタン1つで低音強調 or 中高音強調を切り替えられます。1台で2役こなせるスピーカーというのが面白そうです。

まあ製品の概要はこれくらいにして、実際に開封して使用してみた感想などを書いていきます。

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Omaker M5 開封の儀

Omaker M5のパッケージ

Omaker M5はスピーカー本体もそこそこ大きいですが、その箱はさらに一回り大きいです。想像以上に大きかったのでちょっとビビりました。

Omaker M5のパッケージを開封した様子

箱を開けてみるとこんな感じ。

Omaker M5のスピーカー本体と付属品

ミリタリーチックなデザインですね。側面のグリーンの部分は一応ラバーでできていますが、それでもかなり硬いです。殴られたら絶対痛いです。

同梱品は充電用のUSBケーブル、AUX端子用のオーディオケーブル、取付け用のカラビナ、それに日本語で書かれた取扱説明書とOmaker会員プログラムの案内。

カラビナ自体は軽いですが、勝手に外れないようにロックを掛けられて丈夫そうです。本体側がラバーなのはちょっと心もとないかもしれませんが、スピーカーの自重には余裕で耐えられるでしょう。

Omaker M5の操作ボタンとNFCセンサー

本体上部には各種操作ボタンと、ボタンの右横にはNFCと記されています。写真はFが潰れてしまって分かりにくいですが。。

曲送り/曲戻しボタンを長押しすることでボリュームコントロールも可能です。サウンドモードの変更は受話ボタンが兼ねています。

なお先にネタバレしておくと、説明書にはこのNFCと印刷されているところにセンサーがあると書かれていますが、ここにNFC対応機器をかざしても反応がありませんでした。実際は5つのボタンの中央付近にセンサーがあります。

Omaker M5の背面と各種認証マーク

本体背面には各種認証マークが印刷されていますが、技適マークはありません。

これに関して先日問い合わせてみたところ、現在申請中なので手続きが完了次第印刷するとのこと。

…いろいろとツッコミたいところはありますが、前モデルのM4はちゃんと技適マークがあるみたいなので大丈夫でしょう。多分。

Omaker M5のmicroUSBポートと3.5mmステレオミニプラグポート

で、背面には充電用のmicroUSBポートと3.5mm ステレオミニプラグの入力ポート、あとリセットボタンがありますが、このラバー製の防水キャップがちょっと不安です。

Omaker M5のラバー製防水キャップ

溝に対してキャップがちょっと大きめに作られているので、写真のように無理矢理押し込まないといけません。パッキンも付いておらず、ただのゴムです。

素材自体は軟らかめなのですぐに破損することはないでしょうけど、あまり流水を当てたりはしないほうが良さげです。

以上、ファーストインプレッションはこんな感じです。アウトドア向きな印象もありますが、2つのサウンドモードを切り替えられるということで屋内使用もオススメされています。

特に屋外で遊ぶ予定はなかったのでいつも通り、自室のデスク周りで使ってみました。

M5を使ってみた感想

まず付属のオーディオケーブルでiPhone SEを有線接続してみましたが…ホワイトノイズが激し過ぎて使い物にならず。。

Galaxy S6 edge SCV31やZenFone 2 Laser ZE601KL、Xperia Z3 Compact SO-02Gを接続してみるとノイズは幾分かマシになり、常用できるレベルになりました。iPhoneとは相性が悪いのかも?。。

とは言え、ある程度大きな音量で再生しないと他のスマホでもノイズが気になります。スピーカー自体は大音量で再生する能力を持っていますが、夜間の静かな空間で使用するのには向いていませんね。

因みにデスクトップPCと繋ぐとほぼほぼノイズは聞こえなくなり、かなりクリアな音が再生できました。手持ちのケーブルに交換してみても結果は変わらなかったので、有線で使用する場合は機器を選ぶのかもしれません。

標準では低音モードに設定されていましたが、中高音モードに切り替えてみるとその違いは明らかでした。オーディオに疎いGARNETでもはっきりと分かります。中高音モードのほうが音がクリアで、ボーカルの声もはっきりと聞き取れます。

洗面器の水に浮かべてみた

水面に浮かぶワイヤレススピーカーOmaker M5

確かに水に浮きます。水面を漂っています。

背面などから内部に浸水してはいますが、大事な部分はちゃんと保護されているのでしょう。思いっきり水に浸けた後でも問題なく使用できています。

しっかりキャップを閉じてBluetoothで接続すれば、風呂でも川でも安心して使えそうです。

Bluetooth接続のほうが快適?

そのBluetooth接続で、複数のスマホとペアリングして使用してみました。

センサーの位置がおかしいのはともかく、NFCに対応しているGalaxy等とのペアリングは問題なくできました。もちろんNFC非対応機器でもBluetoothに対応していればワイヤレス接続は可能です。

で、ワイヤレスでいろんなスマホから音楽を再生してみましたが、有線接続よりもホワイトノイズが少ないという衝撃の事実。。

iPhone SEで聞き比べれば明らかで、有線だと使い物にならなかったレベルなのが無線だと普通に聞けます。小音量で再生してもホワイトノイズはほとんど気になりません。一般的には逆ですよね。。

もちろんBluetooth接続時でもサウンドモードを変更すると思いっきり効果が表れます。あまりイコライザーを細かく弄ったりするタイプではないので、ボタン1つで簡単に切り替えられるのは便利で良いと思います。

そんな感じで、クリアな音を楽しみたいなら有線よりも無線で使用するほうが良さげです。

1台2役のBluetooth対応スピーカー

Amazonでの販売価格は現在5,500円ほど。あまり安くはありませんが、低音重視&中高音重視の2つの役割をこなせると思えば悪くないかもしれません。

1メートル程度の深水なら30分沈めても大丈夫なIPX7等級の防水性能も有しているので、アウトドアでも安心して利用できます。ただ防水キャップの扱いだけちょっと気を付けましょう。

複数のワイヤレスイヤホンやスピーカーを持っている身としては、NFCでペアリングできるのはすごく便利です。電源を入れてからペアリングが解除されていることに気付いても、そのままかざすだけで再度ペアリングしてくれますからね。逆にNFC非対応だと一旦電源を落とさないとペアリングモードに入れなかったりして不便なのです。。

有線接続時のホワイトノイズだけがちょっと残念です。しかしBluetooth接続時のホワイトノイズは標準的で、十分クリアなサウンドが楽しめます。

今のところ室内でしか使用していませんが、無骨なデザインや頑丈さも含めてアウトドア利用にも向いている製品だと思います。そういう意味でも1台2役のスピーカーですね。

以上、Omaker M5のレビューでした。

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