【レビュー】Xperia X Performance SO-04Hを10日間使ってみた感想とか写真の比較とか
2016/08/21 Authored by GARNET
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Xperiaアンバサダープログラムでお借りしているXperia X Performance SO-04Hについて、10日ほど使ってみて感じたことなどを書いてみます。
指紋認証を始めとして操作性は全体的に良くなっていると思います。普通に使っているぶんには発熱で熱く感じることもありませんし、メイン端末にしたいと思うくらい気に入って使っています。
ただカメラに関してはちょっと期待外れだったような…止まってる被写体ばかり撮っているからでしょうか。。
今回借りているX Performanceのカラーはライムゴールドですが、その他のカラーとデザインについても初めにちょっと触れておきます。
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カラーによって背面のデザインが異なる
Xperia X Performanceのカラーバリエーションは全4色ですが、カラーによって異なる加工が施されています。
- ホワイト/グラファイトブラック:ヘアライン加工
- ライムゴールド/ローズゴールド:サンドブラスト加工
これは知っている人は知っていることですが、国内版のXperia X Performanceは背面下部が樹脂素材でできており、全面メタルではありません。そのため2つの継ぎ目があり、外観の評判が悪かったりします。
なぜ全面メタル素材なのではないかと言うと、通信速度などが関わるアンテナ周りの強化のためということでそれ自体は仕方ありません。。
まあ素材が違ってもほぼ同じような色ですし、個人的には継ぎ目があるくらい気にならないんですけどねえ…と思ってたら、これライムゴールドだから気にならないのであって、ヘアライン加工のホワイトやグラファイトブラックだと確かに気になるかもしれません。
X Performanceが置かれているメタルの台座を見るとよく分かると思いますが、ヘアライン加工の2色はライムゴールドとは全く異なる仕上がりになっています。しかし樹脂部分に関してはヘアライン加工ではなく、継ぎ目を境とする違いがより目立つように感じます。
まあ人によってはライムゴールドでも継ぎ目が気になるかもしれませんが、個人的にはこういうデザインなんだなーって受け入れられます。
でも欲を言えば継ぎ目はともかく、樹脂部分にも同じ加工を施せなかったのかなーとは思います。技術的に可能なのかどうかは知りませんけど。
デザインにこだわるならあともう1歩、頑張ってほしかったって感じですね。派手過ぎない金色で好きですけどね、ライムゴールド。
Xperia X Performance SO-04Hを使ってみた感想
それでは本題、実用的な面に話を移します。
電源ボタンの形状は前作Z5と同じで、ここに指紋認証センサーが搭載されています。Z4以前と比べると凹んでいるため押しづらく感じますが、それでもZ5よりは改良されているらしいです。
少し気になったのが音量ボタンの位置。シャッターボタンのすぐ上で、かなり下寄りに配置されています。これはカメラのズームも兼ねているので横向きで持った時の押しやすさを考えると中央よりも下に寄っているほうが押しやすいです。その意図は理解できますが、どうも見た目に違和感があります。。
あと単純に、縦向きに持っている時に押しにくいです。これなら逆に上寄りにして、左手でズームするほうがやりやすいと思います。右にはシャッターボタンもあるので、全部右に寄せると誤操作する恐れもありそうですし。
指紋認証スピードはめちゃくちゃ速い
独特だった形状を変えてまで搭載した指紋認証センサーは、認証スピードがかなり速くなりました。ボタンを押すのとほぼ同時に認証されてホーム画面が表示されます。他メーカーの機種だとiPhone SEやNexus 5X、Galaxy S6 edgeの指紋認証を利用していますが、Xperia X Performanceが断トツで最速です。
Nexus 5Xと違いボタンを押す必要はありますが、認証自体は一瞬で終わるので同じくらいスムーズに画面をONにできます。認証成功率が低かったZ5からは大幅に改良されていますね。これには驚きました。
ただしZ5ほどではありませんが、センサーか指が汚れていると認証しにくくなる傾向はまだ見られます。汚れているように見えなくても認証できないことがあります。綺麗に拭き取れば一瞬で認証できるのですが…あと水で濡れていると全くダメですね。
しかし十分実用的なレベルで、特に認証スピードは他より頭一つ抜けていると思います。
水で濡らしても正確に操作できるタッチパネル
これはZ4以降のXperiaに共通する話ですが、X Performanceは手やタッチパネルが濡れていても正確に操作することが可能です。
濡れていると指紋認証はほぼ失敗するので代わりにPINコードやパスワードなどでロック解除することになりますが、タッチパネルに関してはほぼ誤動作することはありません。
雨に降られた時でも台所で洗い物中でも、風呂場でシャワーを浴びている時でも問題なく操作できます。洗剤や結露には気をつけなくちゃですが。
これに慣れてしまうとXperia以外の防水端末の魅力が半減してしまうかもしれませんね。
その他、日常使いにおいて今のところ大した発熱は起きていません。動画を再生したり少々負荷を掛けても持てなくなるほど熱くなることは決してありませんし、動作が悪くなるようなこともありません。
特筆することもないくらい、快適に使うことができています。
カメラで撮った写真を比較
カメラに関しては屋内や曇り空の薄暗い場所でもかなり明るく撮れます。
育てた覚えがないのに何故か庭に咲いている紫陽花をプレミアムおまかせオートで撮ってみましたが、3世代前のXperia Z3 Compactと比べると違いは歴然です。
ただ、花の色が白っぽ過ぎるような…?
最新モデルのS7 edgeじゃありませんがGalaxy S6 edgeと、iPhone SEも加えていくつかオートで写真を撮ってみました。
暗い場所から撮ったお寺
逆光気味で撮った哲学の道
道端の花を近距離で
暗い場所でも逆光気味の状況でもX Performanceが1番明るく撮れてはいますが、やっぱり色合いが微妙な気がします。十分綺麗だとは思いますが。
最後の写真も茎や葉っぱの緑は若々しくて良い感じですが、花はGalaxyやiPhoneのほうが黄色が鮮やかです。
シャッターボタンが用意されているのはGalaxyやiPhoneにはない良さですし、そのボタンを長押しでいつでもカメラを起動できるのも便利なんですけどね。個人的にはGalaxy S6 edgeの写真のほうが好きかなあ…
10日間使ってみたXperia X Performanceの感想まとめ
ホワイトやグラファイトブラックのような色が好きな人にとっては、背面の一部が樹脂素材となっているのが気になるかもしれません。個人的にはライムゴールドを使っていて特に気になりません。
スナドラ810を搭載していた旧型のように発熱することはなく、ブラウザを起動したりTwitterなどのSNSをやっているぶんには全く問題ありません。YouTubeなどの動画を再生しているとほんのり温かくなるくらいで非常に快適です。
Z5と比較して指紋認証が大幅に改善されたのは素晴らしいです。たった1世代違うだけとは思えないくらいです。言い過ぎ?
ただ操作性は良いのですが、カメラの画質は微妙な気がします。まあ今回はフォーカス速度が生きてくるような写真は撮っていないので、X Performanceの強みが生かされていないかもしれませんが…これに関しては残りのレビュー期間で撮り比べてみたいですね。。
とりあえず今回はそんな感じで。また気になった事があれば書きます。
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著者情報
このブログを管理している人。現在のメイン端末はGalaxy S8 SC-02JとZenFone 3 Deluxe ZS570KL。GARNET CROWが大好き。企業のメディアサイトでも執筆活動中。広告掲載や執筆依頼などのお問い合わせはこちらから。